休みの日に、ついついテレビを見てしまってあっという間に1日が過ぎた、なんて経験はないでしょうか?
- 資格試験の勉強をやろう
- 服を買いに行こう
- 気になっていたあの映画を観に行こう
- 美味しいランチを食べに行こう
- 最近買った本を読もう
- 将来の事を考えよう
なんてその日の予定をあれこれ考えていたのに、何もしなかった自分に後悔する事は誰しもあるでしょう。
これは何もテレビに限った話ではなく、インターネットやスマホにも同じことが言えます。
ついつい見てしまうテレビを辞めるにはどうしたらよいでしょうか?
それには、テレビの本質を知る事が重要となります。
テレビの本質とは何か、紐解いていきましょう。
どうしても見たい番組は思い切って見る
まず前提として、見たい番組は見る事をお勧めします。
例えば、見たい番組があったとします。
- 朝ドラ「ひよっこ」の続きが見たい
- 村田諒太、井上尚弥の世界戦が気になる
- 北朝鮮の動向が気になる
- 好きなアーティストの演奏が見たい
- 爆笑問題の漫才で笑ってスッキリしたい
見たい番組が見れなかったとき、どんな感じがするでしょうか?
嫌な気分になりませんか?
見たい番組を無理に絶ってしまうと後悔が残ります。
それでは本末転倒です。
見たい番組は遠慮せずに見て、思う存分楽しみましょう。
テレビはついつい見てしまうようにできている
そもそも、テレビはたくさんの人に見てもらうために様々な工夫がされています。
テレビ欄を見ると次のようなキャッチ―な言葉が並びます。
・ピンチを救う魔法の一言〝絶体絶命アンサー〟
①お金を貸してくれ・・・カド立たない断り文句②嫌なママ友撃退術 米トランプ戦法と同じ③騒音トラブル収め方 梅沢一言が神回答④大失言のごまかし方 精神科医VS仏教の教え
・世界ふしぎ発見!
奈良&イースター島へ神秘の関係▷幻想美!春日大社の灯籠夜祭り
・NHKスペシャル 北朝鮮〝危機の深層〟
▷ミサイル開発の実態▷知られざる最終目標▷舞台裏を関係者激白
※5/20、5/21のテレビ欄より抜粋
それから、番組の冒頭では派手なテロップと共に番組の内容・面白さを端的に伝えてきます。
NHKの「ニュースチェック11」を見て下さい。
普段ニュースに興味がなくても一目見ただけで気になるニュースが出てきます。
つまり、ついついテレビを見てしまうのは仕方のない事です。
あなたに問題がある訳でないのです。
テレビという魅力的なメディアと上手に付き合うにはその中毒性という欠点もきちんと理解する必要があります。
その上で自分をしっかり持ってテレビを「見る」「見ない」選択をする事が大切です。
ついつい見てしまうテレビを辞める方法
ここからはついつい見てしまうテレビを辞める方法を5つ紹介します。
テレビのスイッチを消す
- 朝起きたらテレビのスイッチを入れる
- 家に帰るとすぐにテレビのスイッチを入れる
なんてことないでしょうか?
テレビがついていると、どうしても画面の方に目が向いてしまいます。
テレビを見る気がなくても、ついつい見てしまう要因となります。
そのため、見ない時はテレビを消しましょう。
とは言っても、テレビが当たり前の生活を過ごしてきた人にとっては難しい事かもしれません。
特に、テレビを消している時にそわそわして心が落ち着かない人は要注意でしょう。
そんな場合はテレビを消す時間を短くして体を慣らしていきましょう。
また、テレビからラジオや音楽に切り替えるのも有効です。
テレビを録画して見る
ついついテレビを見てしまう場合、録画して見るのをオススメします。
通常テレビは受け身一方ですが、録画をする事で主体的にテレビを見る事ができます。
そのため、ついつい見てしまうのを防ぐ効果があります。
また、録画する事でテレビを見る時間が短くなるメリットがあります。
- CMを省略できる
- 倍速で見れる
- 見たくない番組コーナーを早送りできる
- 後になって、番組への興味が薄れてみる必要がなくなる
特にクイズ番組で顕著だと思いますが、クイズを回答するタレントの姿を映したり、タレント一人ずつ回答を見て行ったり、正解VTRが長かったりと放送時間に対するクイズの量はかなり少ないです。
情報として見た時に無駄が多い訳です。
それをリアルタイムで見るとかなりの時間を消費してしまいます。
限られた時間を有効に活用するためにも録画が有効です。
今テレビを見る必要がない事を知る
サッカーや野球等のスポーツ番組、キングオブコントや歌うまNo1決定戦等の勝敗を決めるバラエティ番組の場合、結果が気になってついつい最後まで見てしまった経験はないでしょうか。
これらの番組については後でネットを検索すれば結果を知る事ができます。
そのため、途中で見るのを辞めても何の問題もありません。
それから、最近のテレビ番組はネットで動画配信しています。
今見れなかったとしても何も困りません。
つまり、リアルタイムで見る必要性が下がってきているのです。
であれば、先にやりたい事を済ませてからテレビを見ることだってできます。
テレビの問題点は一度見てしまうと途中でやめるのが難しくついつい見てしまうことにあります。
そもそもテレビを見る時間を一日の最後に持って来て、それまでの時間でやりたい事を集中してやれば当初の目的も叶える事ができます。
テレビに対する時間の使い方を見直すのもテレビに振り回されないために有効です。
テレビは何の役にも立たない事を知る
テレビを見て一体何の役に立つのでしょうか?
クイズ番組の内容を日常生活で使う機会はほとんどないでしょう。
テレビで知った雑学をひけらかしたところで「嫌な奴」と思われるのがオチでしょう。
ドラマの結末を知ったからって明日の生活に何の影響もありません。
今日のスポーツの結果を知ったところで数日後には忘れてしまうのが当たり前ではないでしょうか。
料理番組を見たところで自身の料理作りに活かさなければ見なかったのと一緒です。
ガッテン等の生活情報番組をみて「へぇ~」と感心しても、日常生活に取り入れなければ無意味です。
辛うじて役に立つと思われるニュース番組であっても、実際に役に立つのは政治ニュースぐらいでしょう。
ですが、そんなものは嫌煙されがちです。
毎日トップニュースで報道されている事件・事故は、私たちの暮らしには一切関係ありません。
こうして見るとテレビ番組は全くと言っていいほど何の役に立ちません。
じゃあ、テレビはいったい何の為にあるのか?
それは「一時的な快楽を得る」ためです。
何か楽しくなれる。
何か得した気分になる。
それでおしまいです。
ただそのためだけにテレビを見ているのです。
テレビに何の意味もない事を知るだけでテレビへの幻想が崩れます。
何の為にテレビを見ているのかを突き詰める
今見ているテレビ番組はあなたにとって必要でしょうか?
あなたが週末にやりたい事とテレビ番組とどちらが大事でしょうか?
テレビの誘惑に打ち勝つには自分にとって何が一番大切なのかを知る事が重要です。
テレビよりも自分がやりたい事の方が大事に思えてくれば自然とテレビを見なくなります。
しかし、そうは言ってもついついテレビを見てしまう事が起きるでしょう。
それは、やりたい事よりもテレビ番組が大事に思えた時です。
- やりたいと思っていた事が、本音ではやりたくない事に気付いた
- やりたいと思っていたけど自分には無理な気がしてきた
- 辛い出来事が起きてやりたい事がどうでもよくなってきた
- 毎日忙しい日々を過ごす内に心身ともに疲れてきた
そんな状況になってくると、ついついテレビを見始めてしまいます。
そんな傾向が出始めたらついついテレビを見てしまうかもしれない事を受け入れましょう。
テレビを見ていても、ついついテレビを見てしまう事が分かっていると、そこから抜け出すのは案外早いです。
まとめ
ここまで、ついつい見てしまうテレビ辞める方法をご紹介してきました。
テレビについて色々な事を書きましたが、手軽に楽しい気分を無料で味わえるため、現在の生活に欠かせない存在である事は間違いないでしょう。
この魅力的なコンテンツに対して、どう折り合いをつけていくかが重要です。
人生は有限です。
限りある時間をテレビだけに注いでしまうとやりたい事に使えなくなってしまいます。
テレビと上手く付き合う自分なりのルールを探していきましょう。