【縁結びの出雲ひとり旅】アラフィフ女子が行く大阪発・弾丸日帰り三社参りは美保神社から。

※美保神社の写真は、島根県観光写真ギャラリーよりお借りしています。
この記事でお伝えすること
  • 出雲地方へのアクセス・4つの空港の特徴
  • 出雲縁結び厳選3つの神社は家族だった
  • 一社目の美保神社は青い海と空が美しい

出雲大社の神さまは、生きとし生けるものすべてが幸福になる『縁』を結ぶ”えんむすびの神”として知られています。
日本全国から縁を結んでいただこうと人々が訪れます。

個人的には20代始めに青春18きっぷを使って出雲大社へ旅して以来、4回ほど参拝にお伺いしています。
あの頃は若かった。。。

アラフィフになるとちょっと無理はできなくて、空路で出雲地方に入り、レンタカーで時短、濃厚な旅をしました。
大阪発のアラフィフひとり旅『弾丸日帰り!出雲縁結び三社参り』をご紹介します。

ちょっとハードだけど、アラフィフ女子だってこれくらいできるんですよ。
達成感満足感いっぱいの旅でした。

ひとり旅の参考になさってください。

この記事の目次

第一選択は飛行機とレンタカー

出雲地方へのアクセスは、番外的な空港を含めると、4つの空港が選択肢にあがります。

大阪から出雲地方への弾丸日帰りなので、出雲縁結び空港を起点にし、レンタカーを利用しました。

ご参考までに4つの空港をあげておきます。

出雲縁結び空港

出雲大社に最も近い空の玄関は出雲縁結び空港です。

航空会社JAL(日本航空)、FDA(フジドリームエアライン)、JAC(日本エアコミューター)
発着地仙台、東京(羽田)、静岡、名古屋(小牧)、大阪(伊丹)、神戸、隠岐、福岡

大阪発の場合は、出雲縁結び空港が第一選択となります。
レンタカーは、空港周辺に9社ほどあるので、予算、車種に応じて選択肢は広いです。

萩・石見空港

島根県西部、山口県寄り萩・石見空港があります。

関東圏の方には選択肢のひとつとなります。

航空会社ANA(全日本空輸)
発着地東京(羽田)

残念なことに、石見空港から出雲大社までは車、列車共に所要時間は3時間を超えるので、日帰り旅は厳しいですね。
でも、世界遺産石見銀山を訪れて宿泊してからの出雲大社ならお勧めですよ。

米子鬼太郎空港

鳥取県から西へ移動して出雲地方に入るなら米子鬼太郎空港があります。

航空会社ANA(全日本空輸)
発着地東京(羽田)

関東圏の方が出雲三社参りの旅をここからスタートするのは十分にありです。

隠岐世界ジオパーク空港

島根県の空港は、3つあります。
出雲縁結び空港と萩・石見空港、そして、隠岐の島にある隠岐世界ジオパーク空港です。

航空会社JAL系(J-AIR、JAC)
発着地J-AIR(ジェイエア、ただし、夏季に就航のジェット機はJAL):大阪(伊丹)から直行
JAC(日本エアコミューター):出雲縁結び空港でJALに乗り継ぎ。福岡、大阪(伊丹)、東京(羽田)

隠岐ー大阪(伊丹)が直行で50分です。

柴田ともみ

大阪から隠岐の島って空路なら近いんですね。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の後鳥羽上皇が承久の乱で流された隠岐の島。
今度行ってみようかな。

縁結びに大切な三社とは?

出雲地方で縁結びに参拝する神社は何といっても出雲大社がダントツ人気です。
出雲大社はもちろん外せないのですが、弾丸日帰りとなるとこの三社!と私は思っています。

ピンときた方は神社通!

  • 出雲大社
    大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さま
  • 日御碕神社
    天照大神 (あまてらすおおみかみ)さま、須佐之男命(すさのをのみこと)さま
  • 美保神社
    三穂津姫命(みほつひめのみこと)さま、「えびす様」の別名で知られる事代主神(ことしろぬしのかみ)さま

厳選三社の理由

こちらの図を見てください。
出雲大社、日御碕神社、美保神社。
この三社のご祭神は実はご親戚なのです。

神話の神さまも夫婦であったり、お子さまがいらしたり。
ある時は失敗したり、ちょい悪をしたり、喜怒哀楽もあって、とっても人間的です。

それならば、出雲大社の大国主大神さまにだけ参るより、ご親戚の皆々さま方も参る方が丁寧ではないかと私は思うのです。

柴田ともみ

私が神さまなら丁寧に一族にごあいさつ(お参り)されたら嬉しいです。
とはいえ、ご縁をくれ~と、神頼みだけされるのは困りものです。

えびすだいこく両参り
親子である出雲大社のだいこくさまと美保神社のえびすさまの二柱を参ることを『えびすだいこく両参り』といいます。

両参りで両想いを叶えてみませんか。

三社参り推奨ルート

弾丸日帰り三社参りのためには、出雲縁結び空港のJAL大阪(伊丹)⇔出雲は始発便と最終便を取りました。

2022年10月25日現在は次の通りです。
往路は、大阪(伊丹)07:10発⇒出雲08:00着
復路は、出雲19:35発⇒大阪(伊丹)20:30着 となります。

レンタカーの貸し借りにかかる時間も要るので、現地で動ける時間は9時間強と思っておきましょう。
食事も休憩もしないとね。

Google Mapsを見ると、美保神社が離れています。
そのため、全移動距離は160キロ超で、出雲空港を挟んで東西に行ったり来たり。

時間の配分を考えないと回り切れません。
飛行機に乗り遅れるのが一番心配なので、出雲空港から遠い美保神社から参拝して気持ちに余裕を持つようにしました。

【三社参り推奨ルート】
出雲縁結び空港⇒美保神社⇒出雲大社⇒日御碕神社⇒出雲縁結び空港

一社目は美保神社

レンタカーを借りてナビを設定。
ルートは、出雲縁結び空港⇒山陰自動車道宍道IC⇒松江JCT⇒松江だんだん道路⇒国道431号線です。

松江からは、信号も少なく、境港、美保関、美保神社の標識も所々で出ていてわかりやすい道です。
ただ、神社に近づくと対面通行で道幅も狭く、カーブもあるので運転には気をつけてください。

柴田ともみ

松江で和菓子と抹茶がいいなぁと頭をよぎりますが、迷いを振り切ってさあ美保神社へ。

美保神社へ向かうカーブは、センターラインを割りそうでちょっと怖かったです。

※美保神社の写真は、島根県観光写真ギャラリーよりお借りしています。

美保神社は、出雲大社の大国主大神さまの妻・三穂津姫命さまと、大国主大神さまのお子さま・事代主神さまがご祭神です。
大国主大神さまには妻がたくさんいらして、神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)さまとの間に事代主神さまがお生まれになっています。
現代の人間社会なら継母継子のなさぬ仲ですが、神さまの世界は大らかなのです。

小さな港町にお社があって、写真のようにご本殿を背にすると鳥居の向こうすぐそこに海があります。
神さまと人との距離が近い、昔ながらのお社です。

柴田ともみ

海風に吹かれると懐かしい感じがします。
いつまでもここでぼーっとしたいと思うほどの心地よさを感じました。
はぁあ。

土産物店のイカ焼きを食べたかったのですが、お昼には早すぎてパスしました。

ご利益アップなご神事

美保神社では、毎日、朝夕にご神事があります。
朝は8:30から夕は15:30から日々のお供えを献上し、さらに神恩に感謝する祭典の朝御饌祭(あさみけさい)・夕御饌祭(ゆうみけさい)があります。
巫女さんのお神楽も奉納されます。
どなたでも自由に拝観できるので出会えたら感動!幸運!ご縁です!
神恩感謝の気持ちでご覧くださいね。

弾丸日帰りの旅では、美保神社を最後するとあやかることができるかも。

参拝作法は

美保神社は2礼2拍手1礼で参拝します。
縁結びを願いたいところですが、神社参りの基本中の基本は願い事をするのではなく神さまに感謝することです。
これを神恩感謝といいます。

それがあってこそのご縁の後押しだと思います。

神社は、神さまにお願いする所ではなく、日ごろの感謝を伝え、心を新たにする所なのです。

美保神社周辺おすすめスポット

美保神社から車で約5分のところに絶景スポットがあります。
美保関灯台です。
青い海、青い空、素晴らしいです。
この絶景を見られる瞬間をいただけることもご縁ですよ。

まとめ

大阪を出発しての『弾丸日帰り!出雲縁結び三社参り』のご紹介をしています。

おすすめの神社3つは

  • 美保神社
  • 出雲大社
  • 日御碕神社


飛行機とレンタカー利用で出雲地方に入り、三社を1日で回る私の推奨ルートは
空港⇒美保神社⇒出雲大社⇒日御碕神社⇒空港です。

出雲大社、日御碕神社についてはこちらをご覧ください。

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この記事を書いた人

真に人間らしく健康に生きる方法を追求する実践家
カウンセラー/ヒーラー/リーダー/薬剤師

包丁を握りしめた夫婦関係の暗黒時代も「いつの間にか人間関係が楽になる3つのツール」で乗り越えました。
セカンドライフは夫婦円満、好きなことを仕事にして大阪と地方の二拠点生活を送っています。
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