こんにちは。いちごんです。
今回は、頑張り屋さんの人が少しでもラクに生きられるヒントをお伝えできればと思います。
1. 頑張り屋さんって、どんな人?
そもそも、頑張り屋さんってどんな人でしょう。
真面目で前向きで、何でも引き受けてくれ、周りからは重宝される存在かもしれませんね。
でも本人は
・頑張らなきゃいけない
・頼まれたら断れない。
・人の役に立たなきゃ。
・上手く行かないのは自分の努力が足りないせい。
など考えがちで、実はかなり疲れていたりします。
あなたはいかがでしょうか?
好きで頑張る分にはいいかもしれませんが、疲れてもやめられないとちょっと問題です。
2. 頑張り続けるとどうなるの?
そもそも「頑張る」には「辛くてもやる」、「成果が出るまでやる」という要素が入っています。なので休んだり、辞めたり、方向転換がしづらいもの。
頑張り続けるとストレスや疲れがたまり、ミスも増えやすくなります。頑張って結果を出すほど、周りから頼まれるようになるので仕事量が増えます。
結果、ストレスが限界に達し、ひどい場合には、体を壊したり鬱病になったりすることさえあるのです。
3. なぜ頑張ってしまうの?
内心はツライのに、なぜ頑張り続けてしまうのでしょう。
頑張ってしまう理由として
・努力し、頑張るのが当たり前。
・強くなければいけない。
・弱音や愚痴を吐いてはいけない。
・他人が喜ぶことをしなければいけない。
・もっと良くならないといけない。
などの思い込みがある場合があります。
さらに「やらなきゃ」という思いが強い場合は、自己否定が強い可能性があります。
頑張らないと
・認められない
・愛されない
・自分には価値がない
だから頑張り続けなければいけないのです。
私自身も頑張り過ぎた結果、仕事を辞め、軽い鬱状態になったことがあります。「自分には価値がないし、頑張らないと生きていけない」と信じこんでいたために、心まで疲れはててしまいました。
赤ちゃんを見ればわかるように、本来人はありのままで十分だし、何もしなくても、何もできなくても、かけがえのない存在です。
また、人に認められること、愛されることと、頑張ることは必ずしも一致しません。
あなたにも頑張っても認められなかった、愛されなかったことがあったはずです。
反対に頑張らなくても認められたり、愛されたこともあったかと思います。
もし自然な自分のままで愛され、認められるとしたらどうでしょうか?
無理して頑張る理由が減るかもしれませんね。
4. 頑張り屋さんのための心をラクにするヒント
勇気がいるかもしれませんが、ざっくり言うと、もっとサボってわがままになるのが「頑張りモード」から抜け出すコツです。
1. 手抜きを覚える
今の仕事を100%としたら、80%ぐらいでOKにしましょう。
できるようになったらさらに力を抜き、50〜60%でOKにしていきましょう。
目一杯やるのがいいように思いますが、余力がないと予想外の出来事が起きたときに困ります。なので、普段から余力を作っておくのは理にも適っています。
最初は手持ちぶさたかもしれませんが、できた余力で周りを観察してみてください。全体を見渡すことで、見えてくることもあります。余裕を持つ良さが見えてきますよ。
2. 休み休みやる
必ず合間に休憩を入れましょう。
あらかじめ、休憩時間を決めて置くのも有効です。休むことは決してマイナスではなく、リフレッシュすることで効率を上げることができます。
3. 弱音を吐く
ツライときはツライと言い、時には愚痴を言いましょう。
まずは仲の良い友達から、気楽に小出しに弱音を吐いてみましょう。
弱音を吐いたところで、あなたの価値は損なわれないし、弱いところを見せる方が相手と仲良くなれたりします。
ダメな自分を見せても、周りから愛されるということを、ぜひ経験してみてくださいね。
4. 自分を優先する
人よりも自分の気持ちを優先するようにしましょう。
疲れていたら休んでください。嫌だったら、断りましょう。
まず、自分で自分を大切にしてあげること。みんな自分のことに精一杯で周りのことは見えていません。
自分のことは自分で幸せにすることが大事です。
5. 好きなことをやる
好きなことをやるようにしましょう。
同じことをやっても好きか嫌いかで疲れ方が違います。また、好きなものはやりたくなくなればやめることができます。
ただ頑張るから、自分を幸せにする方に向かいやすくなりますよ。
6. 素直に行動する
自分の思ったこと、感じたことを素直に行動する時間を取りましょう。
頑張り過ぎているときは、他人の軸にはまっている時。
もし、無人島で周りに誰もいなければ、食べ物に困ったり、身の危険がなければ、必要以上に頑張ることはないはずです。
もっと素直に、自分で自分を幸せにしてあげましょう。
マイペースで、我がままでいいのです。
少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。