『子育てに自信がない』と落ち込む人の特徴とたった1つの対策

子育てに自信がない

全然、うまくやれない

もう、どう育てていいのかわからない

何度もそう思っては落ち込んでしまう。

こんな私に育てられて子どもがかわいそう・・・

でもどうしようもできない。

いつも迷いの中で子育てしているから余裕がない。

笑ってあげられない。

そんな落ち込みのパターンを繰り返しているようなら、あなたは子育てに相当疲れているかもしれません。

『子育てに自信がない』と落ち込む人にはある特徴があります。

この記事ではどんな特徴があるのかを探りながら、たった一つの対策を提案していきたいと思います。

この記事の目次

子育てに自信がなかった私の経験

私には息子が一人います。

第一子の子育てだからなのか、妊娠中から、子どもが産まれたらああしたいこうしたい、絶対こうやって育てるんだ!というような理想がたくさんありました。

一番の希望は、自由にのびのびと育てること。

私自身、心配性で過干渉の母、威圧的でモラハラ気味の父の間で、ビクビクしながら育ったので、自分の子どもにはそういう思いをさせたくない!という気持ちが強かったのです。

しかし実際に子育てが始まると、うまくいかないことばかり。

黄疸が出て入院するわ、息子の頭が歪むわ(丸い頭が理想だった)、何度も乳腺炎起こすわ、ひどい乳児性湿疹が出続けるわ、なかなか泣き止まないわ、イライラして余裕がなくて息子や夫に当たってしまうわ、、、

わーなんか、色々全然思ってたのと全然違う!

ほんと、自信をなくして落ち込んでばかりでした。

だって、全然うまくやれないわけですよ。

しかし妊娠中から心のことに興味があり、ヒーリングやカウンセリングなどを受けていた私は、自信がないと落ち込みながらも、そんな自分を客観的に見つめる視点も持っていました。

自信がないってどういうこと?

そもそも、自信がないってどういうことなんでしょう?

自信がない状態があるということは、反対側に、自信がある状態があります。

自信がある状態の方が言葉にしやすいかもしれません。

自信がある、とは以下のようなイメージでしょうか。

揺るぎない

迷っていない

自分の選択に対して不安がない

自信がない、というのはその反対と言えますね。

揺らぐ

迷ってる

自分の選択に対して不安がある

自信がないと落ち込む人は、自信がある状態になりたいと願っている人と言ってもいいでしょう。

子育てに自信がないとは

では子育てに自信がないとはどういう状態なんでしょうか。

子育てに対して、揺らいでいる、迷ってる、育て方の選択に対して不安がある、という感じでしょうか。

ではどうして子育てに対して、自信がない状態になるのでしょうか。

それは、子育てに対して自分なりの正解があり、(そこにちゃんと向かっている?いや向かってないよね・・・)、と揺らいだり迷ったり、選択に対して不安が出てくる時に、自信がない、というセリフが出てくるのだと思います。

例えば、子どもがなかなか泣き止まない時

泣き止んで機嫌がいいのが正解で、泣き止まないのは不正解

そして、泣き止ませられない自分はダメ

泣き止ませる方法って何?どれ?わからない 自信がない・・・

例えば、子どもが全然いうことを聞かない時

いうことを素直に聞く子に育てるのが正解で、いうことをきかないのは不正解

いうことを聞かせられない自分はダメ

どうやったらいうことをきかせられるの?わからない 自信がない・・・

例えば、子どもがちっとも勉強しない時

自ら進んで勉強して成績の良い子に育てるのが正解で、勉強しないのは不正解

自然に勉強するように仕向けられない自分はダメ

どうやったら勉強するようになるのかしら?わからない、自信がない

子育てに自信がないとはこんなイメージでしょうか。

子育てに自信がないと落ち込みやすい人の2つの特徴

すると、子育てに自信がない人の特徴は、子育てに「正解」を求める人、と言えるでしょう。

もちろん、「正解」が何だろうかと揺らいで、自信をなくすときもあるでしょう。

そういう時は、子育てにおいて揺らがない自分を「正解」としています。

そして「正解」に当てはまらない自分にダメ出しをします。

人からダメ出しされると、かなりダメージをくらいませんか?

実は自分で自分にダメ出ししても、同じくらいのダメージをくらうんです。

だから、落ち込んだ状態になります。

子育てに自信がないと落ち込みやすい人の特徴は以下の2つになります。

・ 子育てにおいて「正解」を求めがち

・「正解」に当てはまらない自分にダメ出しがち

どうしてそんな特徴を持っているのか?

・ 子育てにおいて「正解」を求めがち

・「正解」に当てはまらない自分にダメ出しがち

『子育てに自信がない』と落ち込みがちな人は、どうしてその2つの特徴を持つにいたったのでしょうか?

性格だから、とざっくり言ってしまうこともできますが、それじゃ、元も子もありませんね 笑。

長年、ヒーリングやカウンセリングを提供する中でいろいろな方を観察してきて、子育てに自信がないと落ち込みやすい人には共通する点があります。

それは、成長過程において、親や周りの大人から正解を求められてきたり、ダメ出しされることが多かったことです。

私の親もそうでした。

母は私が間違った方向にいってるのではないかと、いつも心配ばかりしていました。

父は威圧的で人を褒めるということが滅多になく、ピリピリしたエネルギーを発しているので、私は(何か悪いことしたかな)と脅えることが多かったです。

今の30代以上の親世代で、親にダメ出しされずにありのままでOKと認められて育った人は少ないように思います。

また日本の学校教育自体が正解を求めるものですよね。

みんなと同じようにじっと席に座って、黒板に書いてあることをノートに写しながら、先生のいうことをよく聞くのが正解。

教えられた通りに解を導き出すのが正解。

そこから外れるとダメ出しされて注意される、諭される、怒られる。

なかなか、個人が自信を持ちにくい社会になっているのかなーという印象です。

子育てに自信がないと落ち込みやすい人へのたった1つの対策

子育てに自信がないと落ち込みやすい人の特徴が

・子育てにおいて「正解」を求めがち

・「正解」に当てはまらない自分にダメ出しがち

なら、正解を手放せばいいのです。

例えば、

子どもが泣き続けてもいい

子どもがいうことをきかなくてもいい

子どもが自ら勉強しなくてもいい

まぁ、でもね、そんなに簡単に手放せるなら、苦労しないわけです。

子どもが泣き続けたら眠れないし、ご近所迷惑かもしれない。

子どもがいうことをきかないと、時間ばかり失われて、やりたいことが後回しになってほんと疲れる。

子どもが勉強しなくても、いいけど、、、でも受験は?

上記のようなことも、ひとつひとつ丁寧にみていけば、手放すことは可能です。

でも一人で扱うのだと難しく、専門家のサポートがあった方がいい場合も多いです。

そこで、ここでは対策として、「自信がある自分を正解にせず、自信がない自分をOKにする」ことをお勧めします。

自信がなくても大丈夫、だって当たり前

だって、子育てって今までやったことないことじゃないですか?

第二子以降の子育てはまだ楽になってるかもだけど、でも、子ども一人一人、全く違う存在なんだから、育て方だって同じでいいとは限らない。

こんなにガッツリ人と関わる、未知の世界に突入しているんですから、揺らいだり、迷ったり、選択に不安があったりして当たり前なのです。

そう、成長過程においては、未知な世界に突入することは普通のことでした。

もちろん、怖くて一歩踏み出せない時もあったでしょう。

でも徐々に好奇心の方が勝り、あちこち冒険したくなる、色々挑戦したくなる。

しかしそんな時、親や周りの大人から「危ないからダメ」「汚れるからダメ」「みっともないからダメ」などとダメ出しされ続けたり、またすでにやってしまったことに対してがっかりされたり怒られたりイライラされたりしたら、未知の世界を楽しんで生きるよりも、親や周りの大人にとっての正解を生きるようになってしまいます。

それが、今正解を求めて生きることにつながっている一因です。

でもですね、子育てにおいて自信がある人、揺るぎなくて、迷っていない、自分の選択に対して不安がない人っていうのも、ちょっと怖くないですか?

あまりに完璧すぎて、自分が正解とすることを、子どもに押し付けてしまいそうなイメージ。

それよりも、ちょっとドジで、おおらかで、シンプルな、昭和な肝っ玉かーさんくらいなイメージを理想とするのがいいのではないでしょうか。

自信がなくたってOK。

揺らいだり、迷ったり、選択に不安があったりしてもOK。

色々試しながら、挑戦しながら冒険しながら、子どもと一緒に成長していけばいい。

子育てに正解なんてない

子育てに正解なんてないんです。

いや、究極は人生そのものに正解なんてない。

 あるのは、私たち一人一人が、どう生きたいか、だけ。

子育ての正解に振り回されて自信をなくして、落ち込んだりするアップダウンを繰り返すのも別にいいんです。

ただ、あなたがそれを心から望んでいないのなら、変えていくこともできます。

本当はどう生きていきたいですか?

願った通りに生きることができるなら、あなたはどんな気持ちがしますか?

時々、そう自分に問いかけてあげると、実現が早くなりますよ。

まとめ

子育てに自信がないと落ち込みがちだった私は、自分自身を観察しながら、「自信がなくてもOK」「どんな自分もOK」としながら子育てしてきました。

今では、自信がないとか自信があるとか自体、あんまり気にならなくなっています。

息子はもう中学一年生、社会情勢の影響もあって、なかなか私の時代とは違う変則的な学生生活を送っています。

不安になる時もありますが、不安に巻き込まれるよりも、今この瞬間を充実させて、楽しく生きたい。

そう願ってます。

子育てに自信がなくて落ち込みがちな人へ、まずは自信がなくてもOKにする、試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

母と子の心が通い合う日常をサポートする自由人

自らの健康を獲得するために薬剤師になり、古今東西の自然療法も網羅的に勉強した経験から、心の状態を整えることの重要性を学び、それを実践している。
その過程において幼少期から確執のあった両親との関係改善が進むことで、何をやっても満たされない気持ちがなくなり、今ここにある幸せを味わえるようになる。
この体験を多くの人にシェアすることをライフワークとしている。

提供しているもの:バーストラウマとインナーチャイルドを取り扱うヒーリング、感情カウンセリング

2003年に沖縄移住。家族3人暮らし。

HP:https://yagamieiko.com

BLOG:https://ameblo.jp/healing8

Instagram:https://www.instagram.com/yagamieiko/?hl=ja

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