・「やりたいこと」が分からなくなる理由
・毎日仕事に追われてしまう原因
・時間や心の余裕を取り戻すコツ
・自分の「好きなこと・楽しいこと」を大切にする
システムエンジニアは、いつも仕事に追われている人が多いように感じます。
仕事としては打ち合わせや設計、プログラム開発やデータ準備にテスト、様々な資料作成や管理業務があり、それがスケジュールされて担当者に振り分けられます。
日々そのスケジュールに沿って仕事をするのですが余裕があることは少なく、毎日忙しく作業せざるを得ないのが通常だと思います。
しかも、突発的な作業や想定通りに進まないことも多く、さらにスケジュールを圧迫します。
遅れた分だけ納期が延びることは少なく、なんとか頑張って仕事をこなす毎日になってしまうのでしょう。
最初の見積もりの精度が全て!という感じがしますが、読めないリスクもたくさんあるので仕方がないことかもしれませんね。
最近では残業規制も厳しくなってきて、あまり残業をしないでスケジュールをこなすことが求められます。
本来は働く人のための負荷軽減を目論んで出来た仕組みなのでしょうが、現実的には時間あたりの精神的な負荷は上がっている感じがします。
このような、「いつも時間や心に余裕がない状態」から「やりたいこと」を発見していく方法について紹介したいと思います。
仕事に追われると、毎日が辛いものになっていく
毎日仕事に追われていると、時間だけでなく心にも余裕がなくなっていきます。
常に仕事をしている訳ですからね。
オンライン会議が主流になってきて「打ち合わせが増えた。」という人も多いのではないでしょうか。
お手軽に会議に参加できるメリットはありますが、自分の仕事をする時間は減ってしまいます。
個人的には会議で半日潰れることもあり、会議が少ない日はホッとしますね。
それくらい仕事に追われて毎日を過ごしていると、仕事をこなすことで精一杯になります。
いつも時間や期限を気にしていると、どんどん心に余裕がなくなり、それが日常的になると「仕事や人生は辛く、つまらないもの」に感じてしまいます。
毎日、仕事をこなすために生きている感じがするかもしれませんね。
もちろん、仕事の成果も大事ですが、人生を楽しむことも大切だと思います。
子供の頃のように、心の余裕を取り戻して、毎日の楽しみを増やしていきたいですね。
仕事が忙しいと「やりたいこと」に意識が向かなくなる
毎日が忙しいと「やるべきこと」に意識が向いてしまいます。
だから、「今日は何をこなせば仕事が終えられるのか?」という考えになってしまうのは仕方がないことかもしれません。
ただ、そればかり気にしていると
「やりたいこと♪」
「好きなこと♪」
「楽しいこと♪」
を考えなくなってしまいます。
そんなことを考える余裕がないくらい、毎日たくさんの「やるべきこと」がありますからね。。
たくさん仕事があるのは良いことかもしれませんが、「やりたいこと」はどんどん分からなくなっていきます。
そして、「毎日が楽しくない、辛い」感覚になっていくでしょう。
対処その1:ちょっとした「好きなこと・楽しいこと」を増やしていく♪
毎日忙しく仕事をしていると、心に余裕がなくなっていきます。
そんな時はちょっとした「好きなこと・楽しいこと」を増やしていくのがオススメです。
・パソコンの壁紙を「行ってみたい場所」の画像に変えてみる。
・仕事で使うマウスを気に入ったものに変えてみる。
・着心地の良いシャツを着て仕事をする。
・好きなコーヒーカップを使う。
など、自分の心が少しワクワクするものがいいですね。
そこにあるだけで「心が癒される。楽しくなる。」ものが特にオススメです。
意味不明なご当地キャラのキーホルダーとかも、楽しいかもしれませんね♪(ちなみに、地元の神奈川県三浦市では「三浦ツナの助」という鎧を着たマグロのキャラクターがいます。^_^)
この時に注意したいのは、「効率的とか機能的」という観点で選ばないことです。
理由としては、できるだけ仕事から距離を取りたいのと、効率や機能を優先すると自分の「好き!やワクワク感♪」から離れやすいからです。
男性は特に効率や機能性で選びがちだと思うので、「好き!や楽しい感じ♪」を意識して過ごすだけでも、心に余裕ができてきますよ。きっと。
この「なんとなく楽しい感覚」が持てるようになると、仕事のストレスも和らいでくると思います。
仕事は大変かもしれませんが、自分の人生なので出来るだけ毎日の楽しみを増やしたいですね。
対処その2:無理して仕事を頑張らない
仕事が辛いと感じていたり、忙しくて疲弊していると「好きなこと・楽しいこと」を考えようと思っても難しいと思います。
楽しいことを考えるだけでも、それなりに気力や体力が必要ですからね。
なので、疲れている時は、まずは体や心を整えることが最優先です。
「元気があれば何でもできる!」の精神です♪
とはいえ、仕事の責任感が強い人は特に頑張ってしまいがちだと思います。
そもそも日本人という時点で勤勉な人は多いですからね。
勤勉なのは良いことかもしれませんが、頑張りすぎて心の遊びや余裕がなくなると、自分の幸せから遠ざかってしまい、毎日がつまらない、辛いものになっていきます。
そんな時は無理にポジティブにならず、まずは自分に優しく、体や心を整えてあげるのが効果的です。
無理して頑張らないことが大事なんですね。
毎日疲れているのに、「なんとかします!」と言ってしまうと自分の首を締めてしまいます。
個人的な意見ですが、上司やお客さんからの指示や納期は「絶対厳守!」ではないと考えています。(ゆるすぎですかね?笑)
私の場合ですと、「あくまで相手の希望であって、絶対ではない。」という認識を持つようにしてみると、仕事の責任を感じ過ぎないで自分のことも大切に考えやすくなりました。
疲れている時は無理に仕事を受けないで、理由を伝えて明日に回すことがしやすくなりましたね。
「上司の指示よりも自分を大切にする。」というのは、「自分勝手な人や怠け者」みたいな印象になるかもしれませんが、自分の人生なので自分のことを大切にして、優先するのは自然なことだと思います。
昭和であれば、会社の仕事よりも自分の幸せを優先することは「許されないこと」だったかもしれませんが、今はそういう時代ではないでしょう。
会社(相手)の都合と自分の都合。
どちらかを選択するのではなく、自分に合ったバランス感が大事ですね。
いつも頑張りすぎて疲れてしまう人は、自分の幸せや楽しさを少し優先してみるといいと思います。
自分の人生を幸せに生きるという軸があって、その一部分が会社の仕事という位置づけになるといいですね。
仕事中心になると、自分を犠牲にして頑張りすぎてしまいますのでご注意ください。
自分の人生なので、自分も大切にしてくださいね♪
対処その3:義務や責任、評価を手放していく
一般的には子供の頃から学校でやるべき勉強を与えられて、それを頑張ってこなします。
卒業後は会社に就職して、上司からやるべき仕事を与えられて、頑張ります。
そして、毎日頑張ることが当たり前になり、日々の楽しみが減っていくのでしょう。
確かに子供の頃とは違い、大人になると義務や責任など「やるべきこと」が増えていきます。
会社員として生きていくためには仕方がないことかもしれませんが、「やるべきこと」が過剰になると喜びや楽しさがなくなっていきます。
そして、毎日がどこかつまらなく感じ、辛いものになっていくのでしょう。
そんな時は、過剰に感じている義務や責任感を手放していくことが、自分らしい幸せにつながっていくと思います。
上司やお客さんに指示れた仕事だけでなく、自分の幸せも意識してみましょう。
どこまで上司やお客さんのニーズを満たすかは、自分の幸せも含めて総合的に判断できるといいですね。
疲弊してまでノルマや相手のニーズを満たしても、あまり幸せにはならないと思います。
今後のために、自分なりの人生観や幸せとは何か?を考えてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
毎日、自分のやるべき仕事に追われて忙しくしていると、会社から評価されることが多いかもしれません。
昇給や昇格、出世が自分の幸せであり、最優先であれば効果的な感じがしますね。
ただ、自分の幸せや人生を楽しむことからは遠ざかってしまうでしょう。
どんな人生を選ぶかは人それぞれ。
そんな時は、
「何をすべきか?」ではなく、
「自分がどうしたいのか?」
を大切にすると、毎日が充実してくると思います。
子供の頃のように、「楽しさ♪」を大切にして毎日の生活を選択できるといいですね。
そのためには、過剰に感じている義務や責任感は大きなストレスになります。
それくらい「やるべきこと」を優先して、頑張り過ぎてしまうのが癖づいているのでしょう。
だからこそ、「自分が好きなこと、楽しいこと♪」に意識を向けて選択を行うことが大事になります。
一度きりの、自分だけの人生です。
何度怒られてもやりたいことをする子供のような「好きなことを楽しむ」感性を大切に、毎日を生きたいですね。
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