・【子育てがうまくいかない】と感じる心理パターン
・【子育てがうまくいかない】時に意識したい視点
・【子育てがうまくいかない】時にまずすべきこと
【子育てがうまくいかない】と悩んでいませんか?
私自身、一人息子の子育てで何度となく、子育てがうまくいかない、と落ち込みました。
また子育てがうまくいかないと悩むたくさんの方にセッションを提供してきました。
実は【子育てがうまくいかない】という悩み、ちょっと視点を変えれば気持ちが楽になります。
この記事では【子育てがうまくいかない】と悩む気持ちを楽にする、3つの視点をご紹介します。
【子育てがうまくいかない】と感じた私の経験
私が初めて【子育てがうまくいかない】と感じて悩んだのは、息子が生後数週間の時。
妊娠中からずっと、子どもの体をバランスよく育てたいと願っていた私。
なので、生後数週間たって、息子の頭が歪んでいると気づいたときは、悲劇でした。
それから息子の頭の形をよくしようと、寝ている息子の頭の位置を修正し続けたり、赤ちゃんへの整体をやっている人を探して施術してもらったり、色々なことを試しました。
でも、ちっともよくならない。
そんなふうに、息子に対し「こうなってほしい」という期待があって、現実が期待通りにならなかったときに、【子育てがうまくいかない】と落ち込んだものです。
息子のイヤイヤ期もそう。
こちらの言うことを聞いてさっさと行動してほしいのに、泣き喚いて床に転がられた時には、(こんなに子育てってうまくいかないもの?!)と泣きたくなりました。
また、泣き喚いている息子を優しくさとしたり、どんな息子もありのままを受け止めてあげたいのに、イライラしてつい感情的に怒ったりしてしまう自分に対しても、(なんでうまくできないの?!)と責めていました。
そんなときは自分が悪いのか、息子が悪いのか・・・、とぐるぐる考えては落ち込んでは疲れていました。
【子育てがうまくいかない】と感じるのはどんなとき?
みなさんはどんな時に【子育てがうまくいかない】と感じますか?
たくさんの子育て中の方のセッションを提供してきていますが、子育てがうまくいかないと感じる状況は共通性があるように思います。
そう、子育てに関する目の前の現状が、自分の理想とする状態と違う時に、【うまくいかない】と感じやすいのではないでしょうか。
例えば私だったら、子どもを歪みなく育てたい理想に対して、子どもの頭が歪んでいる状態に、うまくいかないと感じていました。
他にも、穏やかで静かな親子関係でいたいのに、子どもとギャーギャーと言い争うようなことが多いと、うまくいかないと落ち込みがちかもしれません。
子どもが自分の思い通りになってくれない状況もそうですけど、子育てにおいて自分が自分の思い通りにならない時も、うまくいかないと感じやすいでしょう。
【子育てがうまくいかない】と悩む気持ちが楽になる3つの視点
【子育てがうまくいかない】と悩み落ち込むことはあまり気分がいいものではないですよね。
悩んだり落ち込むことで、感情が不安定になりやすいです。
すると子育てに関連する状況がますます(うまくいかない)方向にいきやすくなります。
ということで、【子育てがうまくいかない】と悩む気持ちが楽になる3つの視点をご紹介します。
① 子育てに「うまくいく」も「うまくいかない」もないかもしれない
(子どもが素直に私のいうことを聞いてくれるし、私の思い通りになるし、私の子育て、うまくいってる!)
って思っていたとします。
でもその子が成長して、大人になっても、自分でものを考えることができず、独り立ちできないまま、ニートになってしまう可能性もあります。
そして、我が強いと手こずっていた子どもが、将来、どんどん自分で道を切り開いていく大人になっていくことだってあります。
そう、子どもは成長して変化します。
どんなふうに変化するかなんて、本当は誰にもわかりません。
例えば、息子の頭の形は相変わらず歪んでいます。
息子の頭の形が悪く(うまくいかない)と嘆いていた私は、(このままの頭じゃ心も体も歪んで大変なことになる!)と心配で夜も眠れない程だったです。
しかし中学二年生になった彼は、超健康優良児。
感情的になることはほとんどなく、心は安定していて、いつも楽しそうに笑ってます。
子育てがうまくいったか、いかなかったなんて、自分が死んでからしかわからないのかもしれません。
だとしたら、うまくいかない、と悩むことが、ばかばかしくなったりしませんか?
② いいお母さんでいる必要はない
子育てがうまくいかない、と悩む時、自分がいい母親になれないから・・・と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
しかし一体、いいお母さんってどんなお母さんなんでしょ?
・感情的にならない穏やかな母親
・子どもの言うことを(うんうん)と聞いてあげられる母親
・子どものことを一番に考えてあげられる母親
・子どもを完璧にサポートしてあげられる母親
・子どもを完璧にサポートしてあげられる母親
・常に子どもの気持ちに寄り添ってあげられる母親
などなどなど・・・
いやいや、そんな完璧な人、なれませんから!
あなたが、いいお母さんであろうとすればするだけ、ストレスになります。
なぜなら、多くの人が目指すいいお母さん像は自分の中から自然に出てきたものではないからです。
それらは世間や小さい頃あなたの身近にいた大人たちによって、作り上げられたものがほとんどです。
例えば今でも時折出てくる良妻賢母という言葉。
明治時代、「良き母親」が近代国家の発展のベースになると考えた人たちが造った言葉なんです。
そして当時の文部省は、江戸時代までは働き手としてある程度自由だった女性を、政府にとっての「都合の良い母親」にしたてあげるための女子教育に力を入れるようになります。
実は子育てって、江戸時代は母親の役割として固定されてはいなかったんですよ。
さてあなたの目指す、いいお母さん像はあなたに合っているのでしょうか。
見直してみてもいいかもしれません。
③ まずは自分の幸せを優先しよう
(子育てがうまくいかない)と悩み落ち込む時は、あなたはあなた自身の幸せを蔑ろにしている時かもしれません。
自分自身が幸せで満たされていれば、(うまくいかない)と思うことも、(ま、いっか。明日があるさ。)とサラッと流せるからです。
もしかしたら、自分よりも子ども、自分よりも家族、と自分よりも誰かを優先しすぎていませんか?
自分を優先なんてわがままで、母親ならやっちゃいけないこと。
なんて思っちゃうとしたら、それは明治時代に意図的に造られた「良妻賢母」像の影響を無意識に受けているのかもしれません。
自分が幸せで満たされてないと、余裕がなくなりちょっとしたことでも感情がネガティブに揺れたりします。
余裕がないと、子どもの性格や行動がなんだか気になったり、イラッとしちゃったりもします。
例え表面的には抑えていても親の感情がネガティブに揺れるのを、子どもは敏感にキャッチするものです。
すると、子どもは素直で純粋ではいられなくなり、反抗的な態度をとってしまったりします。
親子関係の悪循環の始まりです。
(うまくいかない)と悩み落ち込む時は、自分を大切にするタイミング!と思って、まずは自分の幸せを優先しましょう。
大好きなスイーツを自分にプレゼントするのもいいかもしれません。
家事を一切放棄し、寝っ転がって漫画を読むことにしてもいいかもしれません。
自分が幸せだなーと思うことをやってみてください。
まとめ
(子育てがうまくいかない)と悩む時、私たちはよく「どうしたらいいの?」とか「どうやったらうまくいくの?」とか考えがち。
そして答えが出なくてぐるぐるする。
そう、私たちは成長過程における長い学校生活の中で、必ず完璧な答えがある、って思い込まされてきちゃったんじゃないでしょうか。
または、自分らしくいることよりも、親から求められる答え・親を満足させる答えを必死で導き出そうとしてきたのかもしれません。
でもね、子育てって答えがないんです。
なんでかっていうと、人一人一人、全く違う人間だから。
また、子どもって、変わっていくものだから。
そうですよね、子どもが3歳の時にうまくいってた方法を、子どもが10歳になっても同じように使っても、うまくいかないことがほとんどですよね。
だから、まずは自分を幸せに満たしてあげて、余裕を作ってから、子どもとのかけがえのない貴重な一瞬一瞬を楽しみましょう♪
そこに、正解も不正解もありません。
ただ、あなたらしくあればいい。
子どもは、母親であるあなたが自分らしくいることが、一番リラックスして心地よさを感じるんじゃないのかな〜と思います。
でも気づくといつも、「どうしたらうまくいくんだろう?」と考えてぐるぐるしがちだったり、「自分らしいって何?よくわからない。」なんてフリーズしてしまう場合は、育った過程における心の傷(インナーチャイルド)が大きい可能性があります。
私は子育ての時もどんな時も自分らしくあるためのセッションを提供しているので、興味がある方は以下のホームページをご覧ください。
あなたがまずはあなたらしく、満たされて幸せになっていくことを私は願っています。
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