暑い日が続きますね。
くれぐれもお身体ご自愛くださいね♡
私は、様々なお客様のセッションをさせて頂いていますが、その中でよくテーマとなるのがパートナーシップだったりします。
実は、自分自身がつくりだすパートナーシップ・夫婦関係は、自分自身と自分の両親との関係に大きく影響を受けています。
自分の人生に大きく左右する自分の両親との親子関係。
これは自分自身のパートナーシップや夫婦関係にも大きな影響をあたえます。
今回はそのへんについて書いてみます。
1.年を経るごとにパートナーに対しての不平不満が増えませんか?
大好きだったパートナーといっしょにいるうちに不平不満が増えることはよくあることです。
みんな、だれしも、少なくても、結婚当初は、パートナーと幸せな結婚生活を送りたいと思っていたはずです。
でも、いっしょに暮らしていくうちに、パートナーに対する不平不満が増えてきて、いっしょにいることの幸せや歓びの感情が減っていくご夫婦が多いようです。
パートナーといっしょにいることによる愛・信頼・歓び・満足等よりも、不平不満・怒り・悲しみ・恐れ・文句・嫌悪感などが増えていったりします。
あんなに愛していたパートナーなのに・・・・・
なぜ、自分の思いが変わってしまったのかと思いませんか?
あなたのパートナーが変わってしまったためでしょうか?
それとも、あなたが変わってしまったからでしょうか?
2.パートナーと自分の異性の親との関係
実は、これは、あなたのご両親との親子関係・インナーチャイルド・バーストラウマの影響が大きかったりします。
小さい頃のあなたはどんな子どもだったでしょうか?
あなたにとって両親とはどのような存在でしたでしょうか?
あなたが、男性だとしたら、あなたにとってお母さんとはどのような存在でしたでしょうか?
あなたが、女性だとしたら、あなたにとってお父さんはどのような存在でしたでしょうか?
あなたが産まれて来たとき、あなたにとってみると、世の中はお父さんとお母さんがすべてでした。
あかちゃんのあなただった時、あなたは身動きが取れません。
そんな中、お母さんとお父さんが、あなたの世話をしてくれていました。
実は、この過程の中で、
『自分が産まれて来た場所はどのような場所なのか?』
『この世の中はどのような場所なのか?』
『この世の中は安全なのか?』
ということをお母さんとお父さんを通じて学びます。
『世の中、地球と言う場所がどのような所なのかな?』
ということを学ぶとともに・・・・・
『異性とはどのような存在なのか?』
ということを男の子であればお母さんから、女の子であればお父さんから学びます。
3.パートナーに対する不平不満が増える理由
『異性とはどのような存在なのか?』
ということを男の子であればお母さんから、女の子であればお父さんから学んでいる過程で、多くの人は同時に様々な感情を感じます。
嬉しい場合もあるでしょう。
怒りを感じることもあるでしょう。
怒られることで恐れを感じていたかもしれません。
悲しさを感じることもあるでしょう。
孤独感を感じることもあるかもしれません。
そんなとき、多くの子供たちが、我慢して、自分の中に自分の感情をおしとどめることが多いようです。
これが度重なったり、大きなショックを感じると、インナーチャイルド(トラウマ)になっていきます。
また、我慢した感情が自分の中にずっと鬱積することになります。
そして、、、、パートナーとお付き合いをはじめたり、結婚をすると、かつて自分が我慢して来たことが、パートナーとのやり取りの中で、今この瞬間に、パートナーに対して感じたことが連動して、フラッシュバックの様に、かつて自分が経験したことを思い出して、その時に我慢して来たことが自分の中にわき起こったりするんです。
あなたが、反応していることは、目の前のパートナーとのことなんですけど、その奥底(潜在意識・無意識)で、自分がかつて親に対しての思いや経験していることと連動したりします。
なので、、、、、まわりが感じる以上に、当人からすると、気になってしょうがなくなったりするんです。
4.パートナーはあなたの鏡(自分の異性の親との関係を投射する)
『パートナーは自分にとって鏡のような存在』
って聞いた事ありませんか?
自分が気になっていることや自分の課題になるようなことをパートナーを通して観ることも出来ます。
パートナーを鏡として、自分が潜在的に感じていることを知ることも出来るんですね。
自分が今満ち足りていないのは、目の前のパートナーのせいだと、目の前のパートナーに対する不平不満にフォーカスをあてるという選択も出来ます。
一方、自分の両親に対する、自分の異性に対する偏見となっているような原因をあぶり出してくれたりもするんです。
ある意味、パートナーはご縁があって知り合った方です。
その観点からみると、パートナーはあなたにとってはとても信頼出来る存在です。
自分が気になっていることや自分の課題になるようなことをあぶり出してくれたりしてくれる存在でもあるんです。
あなたが、パートナーに『もっと愛して欲しい』と思って、もっと愛してくれる方を求めようとするとします。
その根底にあるのは、『かつて、小さい時に、愛されなかった。』というところからきている場合が結構多いようです。
親子関係で満たされなかった思いを、パートナーシップ・夫婦関係で変わりに満たそうとするんですね。
ただ、往々にして、このようなケースの場合は、潜在的にそもそも満たされていないので、どんなに愛されても、『まだ足らない』と感じるケースが多いんです。
根本原因は、パートナー・パートナーシップでなくて、自分自身だったりするからです。
5.あなたの人生にあなたのパートナーという素敵な鏡を活用する。
だれしも小さい時の心の傷(インナーチャイルド)は持っているものです。
覚えていないかもしれませんが、実は、潜在意識にあるこの心の傷(インナーチャイルド)が今のあなたの人生に大きな影響を与えていたりします。
例えば、子どもが『ぼく、将来、野球選手になるんだ』と言った時に、親が『あなたのその体格じゃ無理でしょ』と笑いながら言ったとします。
親からしてみると、小さなことと思うものですが、子どもは結構傷ついたりします。
この心の傷のせいで、大人になって、『自分なんかそんな大それたことは出来ない』と自分を過小評価したりする場合があります。
例えば、
『なんで、自分にそんなに自信が持てないのかな?』
という悩みをいろいろ観ていくと、、、、小さい時に親から、怒られてばっかりで、あまり褒められてなかったりとかそういうこととかあったりすることがあります。
パートナーに対して、不平不満や怒りや恐れなど様々な感情を感じることがあるかもしません。
でも、見方を変えれば、パートナーは『あなた心の傷がこのへんにあるわよ』と教えてくれている存在でもあるんです。
(教え方は、やさしくないかもしれませんが(笑))
ぜひ、その時に、一度立ち止まって、『自分の心の傷・わだかまりがあるんだな』って認めてあげて、癒してあげてください。
向き合っていくうちに、、、、だんだん、あなたの心の傷も癒されてきます。
そうすると、不思議なもんで、パートナーの行動のパターンや接し方が変わったりするんですよ。
これは、慣れてくると結構くせになります(笑)
ぜひ、すてきなパートナーシップ、夫婦関係をエンジョイしてくださいね♡