「緊急事態宣言いつ」ではなく「なぜ?」が大事

政府からの緊急事態宣言が発令されて1ヶ月が経過しました。

緊急事態宣言が発令される前は「緊急事態宣言はいつ発令されるのか?」ということが気になって仕方がない。という人が多かったと思います。

1ヶ月が経過した今(2020年5月)はどうでしょうか?

多くの人の注目は「緊急事態宣言の解除はいつ?」ということが気になって仕方がないのではないでしょうか?

当然ながら、私には緊急事態宣言がいつ解除されるのかは分かりません。

この記事では「どうして緊急事態宣言の『いつ』が気になって仕方がないのか?」ということを解説していきます。

 

最新の情報が気になってしまう人の特徴

緊急事態宣言の発令や解除のタイミングが気になって仕方がないから、

  • ずっとテレビを付けっぱなしにしている
  • ネットの情報からは目を離さないようにしている
  • Twitterで常に情報を追いかけている
  • いち早く情報を手に入れられるように気を配っている。

という方も多いかもしれません。

手元に最新の情報が手に入る状態にしておいて、いつでも対応できるようにしておくことが重要だ。と考えておられることでしょう。

しかし、実際問題として
そのすぐにできる「対応」とはいったいどんな対応なのでしょうか?

 

不安な自分でいることで安心できる

人は不安に対しては避けたいという思いが強いものです。

  • 不安にはなりたくない
  • 不安を抱えたくない
  • 不安な状態ではいたくない
  • 不安は無い方が良い

本当にそうでしょうか?

普段の状況では表面化していなかったことが、緊急事態宣言が発令され、自粛要請がかかったことにより

今までは見えてこなかった「不安」が表面化しやすくなっているのかもしれません。

「緊急事態宣言」ということに焦点を当てて考えてみると、「緊急事態宣言」がどうなるのか?を気にしている時点で

既に不安を抱えているということが考えられます。

では、「緊急事態宣言」のことをまったく気にしなければ、不安にはならないのでしょうか?

多くの人は気にしないほどに

「不安」の量(ボリューム)は増大する可能性が高まります。

「ますます不安になる」ということです。

 

矛盾するようにも聞こえるかもしれませんが、

緊急事態宣言に関する不安を手放して「不安ではない状態」を手に入れるには

緊急事態宣言に影響をされない自分自身を確立することが重要です。

 

緊急事態宣言の不安を手放すには

緊急事態宣言の存在によって影響を受けているあなたの不安を手放す簡単なステップをご紹介しましょう。

  1. 自分の中に不安があることを認める
  2. 不安の正体(緊急事態宣言)から距離を置いてみる
  3. 距離を置いても不安が出ない感覚を身につける

先ほども書きましたが「緊急事態宣言」を気にしない、距離を置くということは、余計に不安が増大される可能性があります。

しかし、このタイミングで自分のことを客観的に捉えられているのであれば「不安」とは距離を置きやすくなることでしょう。

 

ちょっと先の未来をイメージする

いまの状況では「不安と距離を置くのは難しい」と感じる方は、少し先のポジティブな未来をイメージしてみましょう。

緊急事態宣言が解除されて自粛要請もなくなり、今までと同様に自由に動くことができ、人と会い、活動ができる世の中です。

 

今まで普通にあった世界観のことですので想像はしやすいと思います。

また、この記事を読んでおられるタイミングによっては上記のような未来が既に現実化しているかもしれません。

 

では、上記のような未来においてあなたは「今の自分」(緊急事態宣言下にある自分)に対してどのような印象を持つでしょうか?

私であれば

なんで、あの時はみんながみんな、不安になっていたんだろうと思うのではないかとイメージします。

未来の話ですので、実際にどう思うかは分かりませんが、ここでお伝えしたいのは「状況が変われば捉え方もまた大きく変わる」ということです。

 

周りの状況に影響を受けている

ここで考えてもらいたいのは

「周りの状況が変われば、自分の状況も変わるだろうからいいか。」という考え方をしていないか?ということです。

先ほどは「ポジティブな未来」を想定して事例を出しましたが、状況によってはネガティブな未来が起こる可能性もあります。

ポジティブであろうと、ネガティブであろうと、

どちらかの未来が現実に起こった時に

  • ポジティブな状況だから、不安が無い
  • ネガティブな状況だから、不安が多い

 

ということになってくると、当然ながら根本的な解決にはならず、絶えず周りの状況に影響される人生を生きていくということになってしまいます。

 

みんなと一緒が安心

周りの状況や環境に影響を受けてしまう大きな要因としては「みんなと一緒だと安心」という考え方が根付いている可能性が考えられます。

しかし実際にはみんなと一緒に不安になることには、ある意味での安心感はありながらも、同時に「不安感」も抱えているのではないでしょうか?

2つの思いが同時に発生していませんか?

  • みんな不安がっているから、私も不安になった方がいいのかな?
  • まわりの不安に巻き込まれてしまったら自分らしく生きられない

 

もしあなたが、今後の人生に対して

「自分らしく生きる人生を選択したい」という思いが強くあるのであれば、ここは踏ん張りどころ、重要な選択ポイントとなります。

 

いつではなく「なぜ」を考える

不安に巻き込まれない人生を生きていくにはどうすればいいでしょうか?

それは

緊急事態宣言の「いつ」を気にするのではなく

緊急事態宣言の「なぜ」を考えるということです。

 

いつ始まるのか、いつ終わるのか(解除されるのか)は気にしていても、どうすることもできません。

あなたが政府高官の緊急事態宣言に関してコントロールできる立場の人間であれば話は変わってきますが、

緊急事態宣言の決定権に何の関係も無い人間であれば、緊急事態宣言のタイミングについていくら考えても意味がありません。

「いつ」ということを考え続けるということは答えがないことなので、結局は「ただ待つだけ」ということになります。

ということは、結果的には周りの不安に巻き込まれるということに繋がっていくということです。

不安に巻き込まれることなく、あなたらしい人生を生きていこうと思うのであれば、このタイミングで考えるべきは緊急事態宣言の「なぜ」です。

 

あなたなりの答えを見つける

 

  • 「なぜ」緊急事態宣言が発令され
  • 「なぜ」緊急事態宣言の解除がなかなか出ず
  • 「なぜ」緊急事態宣言の解除がされるのか?

 

ということを「あなたなりの答え」として考えてみることです。

「なぜ」を考え、意識しながらネットやテレビのニュースを見ていると、ニュースが発する情報から受ける影響が変わってきます。

ニュースが伝えようとしていることの裏側、背景、根拠をみようとするので、表面的な情報で不安が増大するということが減少する可能性があります。

 

そして、

「あなたなりの答え」を探す際に最も大切にしたいのは「あなた自身」です。

 

  • 政府の人が言っているから
  • 大学の先生が言っているから
  • 医師が言っているから
  • 有名人が言っているから
  • 信頼できる友人が言っているから
  • SNSで拡散されているから

 

「なぜ」を探求するにあたっては、様々な人が発信する情報に触れることになります。

その人たちが言っていること、発信している情報を「信じるか、信じないか」ではなく、自分がどう感じているのか?ということを大切にするということです。

 

自分に起こることのすべてに「なぜ?」

緊急事態宣言の「なぜ?」を自分の中に確立することができたのであれば、次のステップは「自分に起こっていることのすべてに疑問を持つ」ということにトライしてみましょう。

 

今あなたが生きている世界のすべてには理由があります。

ご自身が生きている世界のすべての謎や疑問に答えること、考えることは膨大すぎて難しいと感じるかもしれません。

 

しかし、今生きている世界において「当たり前、普通」に起こっていることに疑問を持ち、その背景や根拠を知ろうとすることで、自分自身というものが自然と確立されてきます。

今まで「モヤっ」としていた自分像がその輪郭を現し始めるイメージです。

そうなると、今回のようなよく分からない不安に呑み込まれることも少なくなり、より自分らしく生きるという方向に近づいていきます。

 

 

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この記事を書いた人

ヒーラー、カウンセラー

対面での提供サービス
バーストラウマとインナーチャイルドを取り扱うヒーリング、感情カウンセリング

神奈川県を中心に対面の個人セッション(ヒーリング、カウンセリング)を実施しています。
ヨネイカンと直接会ってセッションを受けたいという方は、ホームページからお問い合わせください。

【ホームページ】
自分らしく生きる学校(https://kanyonei.com)

【執筆者プロフィール】
自分らしい生き方をビジネスでも実生活でも実現したい。
そんな思いを実現していく中での気づきを中心に書いています。

経営者としての日々を過ごし、現在はヒーラー、カウンセラーとして活動をしています。
以前までは、ビジネスで成功して稼ぐということは「自分を犠牲にすること」と思っていました。
頑張って、頑張って、頑張った末に得られた成果にこそ意味があると思っていたのです。

頑張る世界観の中での生き方から、毎日を楽しみながら、自分らしく生きる道があることを知りました。
まだまだ道半ばではありますが、わたしの経験や気付きをシェアすることで皆さんに少しでもお伝えできるものがあれば嬉しく思います。

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