今回はYouTubeの撮影用に使っていたiPhoneを売りに出したときの体験談から、私が自己評価を下げていたことに気づいた体験をお伝えしたいと思います。
私はiPhoneを売りに行きました。
その際、提示されたiPhoneの買取査定価格により自分の価値(自己価値)を自分から落とすという体験をしました。
今回の記事は
自分のこと
自分の価値を
低く見てしまうクセがあるという方には参考になるかもしれません。
中古買取店にiPhoneを売りに行った時のことです。
いや〜
辛く、苦しくも、いい経験でした。
特に自分の中に出てきた感情と
自分だけでは抜け出すことができなかった壁を今回の経験を通して乗り越えることができた経験でもありました。
とても苦くて、嫌な経験でしたが
すごく前に進めた感覚も掴むことができました。
一緒に味わってみませんか?
iPhoneの買取査定価格が半額以下に
YouTubeの撮影用のために使っていたiPhoneがありました。
諸々の事情により売りに出すことに。
撮影機材として手元にあった方が便利でいい。でも、無くても他の機材で撮影ができるから、困ることもない。
頭ではわかっているけれど、
愛着もあったりして、なんとなく手放すことが心苦しくもある。
でも、
諸々の事情を考えると、今のタイミングで手放した方が良いようにも思われてくる。
心の中では葛藤があり、
モヤモヤした気持ちもあり、
心の整理がつかないままにいつも利用している家電量販店の買取カウンターへと赴きました。
お店の人は
「このタイプのiPhoneだと、最高値で45,000円での買い取りになります」
まあ、
それくらいの値段だったら、今まで使った分を考えると十分かな。と自分に理由をつけて査定に出すことに。
待つこと1時間。
査定結果を聞きに再度お店の買取カウンターへ。
「査定が終わりました。iPhoneは本体の周りに少し傷があるだけで減額になります。
今回は50%以上の減額で2万円での買い取りとなりますが、いかがでしょうか?」
私は即答で
あ、イイです。
と即決で売らないことを決めて引き上げることにしました。
気持ちの葛藤
2万円と言われて
思わず、
「安すぎだろ!」と思ってしまった自分がそこにいたのです。
でも、よく考えてみる。
何に対して安いと思ったのか?
それは、当初
自分が勝手に期待していた満額の「45,000円」に対しての「安い」。
そう、
「2万円」そのものが安いのではなく
「45,000円の満額 → 20,000円の減額評価」に対して『安い』と思ってしまったのです。
ここにあった気持ちの正体は
自分を安く見られた
という思い。
それは
目の前にモノとして存在している、
買い取ってもらいたいiPhoneの中古市場での商品として評価ではなく、完全に「自分自身」に対する評価と一致して感じ取ってしまっていました。
言葉にすると
「オレのこと、そんな安く見るなよ!」
みたいな。
気持ちにすると
くやしー!
ちくしょー
そんな、安くないぞー!
もっと、オレ頑張ってたよね!
もっと、認めてくれてもいいよね!
そんな安い人間じゃないよ!
結局、誰も認めてくれない!
寂しい人間なんだ!
なんの価値もない存在なんだ!
あれあれ・・・
どこに向かっているの???
iPhoneの評価=自己評価
結局、2万円で売ることになったiPhone。
でも、
気持ちの整理がちゃんとできていないよね。ってことで、
イチゴリズムでも記事を書いている「リーダー・感情カウンセラー ぽの」から感情カウンセリングを受けて、自分の中の気持ちを整理し直すことにする。
以前にも感情カウンセリングを受けた感想を記事にしているので、良かったらこっちも読んでみてください。
感情カウンセリングは感情カウンセラーのサポートを受けながら自分の気持ち、感情にアプローチをかけるカウンセリングです。
本当はどう思っているのか?
どう感じていたのか?
何を守ろうとしていたのか?
気づかないようにしていた感情は何か?
感情カウンセリングを受けるといろんな思いが次々と出てくる。
何回受けても、不思議なカウンセリング。
自分ではアプローチすることができない部分にスッと入っていける。
そこで最初に気づいたのが
iPhoneの評価=自己評価
iPhoneの中古査定価格を減額されたことによって
自分の価値を低く見られたような感覚になり、
そこから
自分自身の価値を
どんどんと下げていく作業を
自分で一生懸命していた。
客観的に状況を見ることができれば
iPhoneの買取価格は中古市場での価値であって当然ながら、
私自身の価値とは一切関係が無い。
当たり前すぎることなのに、
買取価格が思っていたより低かったことで、自分の中で価値の一致が起こっていたのでした。
私が持ち込んだiPhoneを安く評価された。
私には価値が無いと判断された。
なんて、無価値な人間なんだ!
感情カウンセリングで自分の感情を客観的に見ることで
あ、違うじゃん
って簡単に気づくことができたのです。
自分の中で勝手に
iPhoneの買取価格の価値と
自分自身の価値を繋げてしまっていた
iPhoneの査定価格と自分の価値は違うんだよって。自分に伝え、納得感を持つことができればそれだけで大きく一歩前進できる。
ここまでは普通に気づくことかもしれない。
でもさらに、感情カウンセラーは深掘りしてくれました。
透明な壁を越える
感情カウンセラーは自分では気づくことができない、私自身には見えていない透明な壁を乗り越えることを試みようとします。
自分の中のモヤモヤがある程度解消されていてホッとしていた時、
感情カウンセラーから追撃の一言が発せられます。
まだ何かあるよね
感情カウンセラーはその先にある答えをくれるわけではありません。
アドバイスもくれない。
まだいける先がある。というヒントをくれるだけ。
もっと行けるよ。と背中を押してくれるだけ。
さらに自分で探ってみる。
iPhoneを売ってしまうことに対して自分の中には、まだまだ燻ったような抵抗感が心の奥底の方に感じられる。
でもそれが何か。自分ではつかめない。
それでも考えて、感じて、探ってみる。
出てきたのは、
iPhoneを売ると自由が奪われる
私にとってのiPhoneは
自由な自己表現を実現するための大切なツールだったのです。
iPhoneを売ることは、自己表現をするためのツールを奪われること。
それによって、私自身から自由の一部がもぎ取られるような感覚が出てきます。
自由を奪うな!
という気持ちが強く出てくる。
本当にそうなのか?
iPhoneを売ったら
オレの自由は本当に奪われてしまうのか?
オレの自由はiPhone?
ここで気づく。
iPhoneに囚われた自由の中にしか生きていない自分がいた。
iPhoneがあろうとなかろうと
オレは自由な存在なんだ。
自分自身が囚われのない自由な存在となると決める
自分にとっての自由をちゃんと捉え直すことで、世界が一気に拓けたような軽い感覚を持てるようになったのでした。
自分の中に作っていた壁を超える
感情カウンセリングが終わった後のフィードバックでのこと。
壁を越えたね。
透明な壁
という存在を越えた感覚。
もちろんそれは
一人では容易に越えられないし、難しいこともある。
でも、今回のようなカウンセラーのサポートが入ることによって
自分だけでは越えられない壁を超えるという体験ができました。
囚われのない自由な世界へ
今回のテーマは私自身の気づきのメモ。
そのコミットの意味も含めて書いてみました。
自由に記事を書くとどうなるかな?と思って書いてみる。
そもそも自由ってなんだろう?
囚われのないってなんだろう?
そんなことを考えながら書いてみたのです。
私から
私の自由を奪っていたのは
他の誰でもない「私自身」でだと気づきます。
私が私自身を解き放ったとき、
私の中から何が出てくるのかを楽しみながら毎日を過ごす。
もう、やめにしよう。
自分を何かに縛りつけるのは。
下げてない?