【日御碕神社】日御碕神社のご縁こそ私の本命だったかもしれない。

この記事でわかること
  • 日御碕神社のご神饌わかめは絶品
  • ぜひ寄りたい稲佐の浜は浄化の浜
  • 弾丸日帰り三社参りにかかった時間のまとめ


美保神社、出雲大社と参拝し、三社目は日御碕神社です。
日御碕神社は、朱がひときわ美しい、神さまの別荘じゃないかと思うようなお社で、日本の夜を守る神社です。
神社のすぐ近くには2022年11月16日に星野リゾート『界 出雲』がオープンし、今まで以上に注目されるエリアです。

この記事の目次

日御碕神社の神さま相関図

ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)さまと素盞嗚尊(すさのおのみこと)さまです。
素盞嗚尊さまは出雲大社の大国主大神さまの祖神(おやかみ)さまです。

伊勢神宮(天照大御神さま)が「日の本の昼を守る」のに対して日御碕神社は「日の本の夜を守る」神社です。

出雲大社から日御碕神社へのルート

出雲大社から日御碕神社は車で約20分。
美保神社から出雲大社への移動を考えると近いです。
でも、観光シーズンは出雲大社周辺は大渋滞して海岸線に抜けるまでが大変、帰ってくるのも大変。
時間に余裕を持ってお気をつけて運転してください。

出雲大社から日御碕神社への道は1つ。
県道29号線を走ります。
この道は愛称を「みさきうみねこ海道」といいます。
日御碕の経島(ふみしま)は日御碕神社のご神域で、ウミネコの繁殖地でもあります。
それで、「みさきうみねこ」になったのかも。

岬を回って車を走らせて行くと、左手に日御碕神社を見降ろすポイントを通ります。

柴田ともみ

岬の突然現れた朱色の別世界にドキッとしました。
竜宮城だぁ。

ご神饌は日御碕わかめ

ご祈祷をしていただいたご神饌は特産品「日御碕わかめ」。

うみねこがわかめを神社の欄干に落としたという故事に基づく和布刈神事(めかりしんじ)があります。
近くの経島にはお社があり、うみねこの繁殖地でもあります。
このご神事が終わると、日御碕ではわかめが刈り取られるのだそうです。
稲刈りみたいですね。

ご神饌の乾燥わかめはとても美味しいのです。
お味噌汁でいただいたらもう美味しくてお代わりしてしまいました。
このわかめ目当てにまたご祈祷をしていただきたいと思うのは不届きでしょうか。

土地の物を食すると、グラウンディングし、土地のエネルギーに馴染むことができます。

土地の物を食べてつながるとはご縁ですね。

毎年の大晦日の大祓式

日御碕神社でご祈祷していただいて以来、毎年大晦日の大祓式に参加しています。
といっても遠方なので直接参加はできません。

年末が近づくと神社から大祓式のご案内をいただきます。
身をぬぐい息を吹きかけた人形に心ばかりの初穂料を添えて送り返しさせていただいています。
そして、年が明けると日御碕神社のご神札とご洗米が届くという具合です。

直接参拝はできなくても、このような形で神さまにつながることはできるし、ご縁が続いてご加護もいただけるのではないでしょうか。

柴田ともみ

大祓式に郵便参加することになってもう何年になることでしょう。
そのたびに神社を思い出し、岬を思い出し、潮風に吹かれた心地よさ、頑張って行った達成感にまた行きたいと思います。
失礼ながら、美保神社、出雲大社よりも親しみ深く感じられます。

私にとってはご縁の本命はこちらだったのかもしれません。


2020年の大祓式のご案内にはYouTubeのQRコードが遠慮がちに貼られていました。
土地の様子がよくわかる内容だったのでどうぞご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=0rvBUG2eYUI&t=32s

時間に余裕ができたら日御碕灯台へ

時間に追われるように三社を参ってきました。
観光をすっ飛ばしてきましたが、ここへきて時間が読めるようになり、ちょっと足を延ばして日御碕灯台へ。

日御碕灯台へは日御碕神社の先に細い道があるのですが、軽自動車、コンパクトカーでも道幅ギリギリ。
なので、県道29号線に戻ってから日御碕灯台バス停に向かうと良いです。
車で数分。駐車場もあります。

岬から海を眺めると広々とした空と海が気持ちよく、心がスッキリしました。

【日御碕灯台】
日本一高い灯台:43.65メートル
参観料200円
エレベーターはありません。
らせん階段をくるくる回りながら163段をひたすら上がります。
上から降りてくる人とのすれ違いもお互い気遣いしながら、ひたすらひたすら上がります。

別の機会に撮った日御碕灯台からの絶景はこちらです。

おっと忘れないで!稲佐の浜とお清め砂

出雲大社から車で5分ほどのところに「稲佐の浜」があります。
遠浅の浜で夏は海水浴場ですが、大切なのはここが国譲り神話の舞台だということです。

浜には豊玉毘古命(とよたまひめのみこと)という海の女神さまが祀られている弁天島があります。
道路沿いに駐車場があって、すぐ目の前が砂浜なので立ち寄ってみてください。

柴田ともみ

私は海の透明さについ裸足になって足ポチャしました。
素足で海に入ったり砂浜に立ったりすると、体にあった不要なエネルギーが流れて出ていくようです。
禊、浄化ですね。

【稲佐の浜の砂と出雲大社の清めの砂を交換する参拝方法】

今回の三社詣では時間的な制約で、出雲縁結び空港⇒美保神社⇒出雲大社⇒日御碕神社⇒稲佐の浜と回りました。
時間に余裕があるなら、稲佐の浜⇒出雲大社の順に参拝してみてください。

参拝方法
①稲佐の浜の砂を出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)を参拝し、稲佐の浜の砂を床縁下にお供えします。
②代わりに素鵞社の床縁下のお砂をお守りやお清めの砂としていただきます。

ご利益があるからといって、欲張らないようにしましょう。
神さま事はいつも感謝の心で、奥ゆかしく。
ここに日本人の美意識が問われます。

日御碕灯台から出雲縁結び空港へ

日御碕灯台⇒出雲縁結び空港へは寄り道なしなら車で40分ほど。
レンタカー返却にかかる時間を含めると空港までは実質1時間強。

搭乗時間までは、三社参りを振り返りつつ、空港でスサノオラーメンを食べました。
今回の食事は、出雲割子そばとスサノオラーメンで麺づくし。
次回は海鮮をいただきたいものです。

後日談:三社参りのご利益

縁結びの三社参りの後、松江に住む友人と二十年ぶりに再会することができました。
昔、海外旅行のツアーで一度だけ一緒になった方で、以来年賀状だけのおつきあい。
お互い気になりながらずっと会えずで、年賀状で「会いたいね」と書くのが定番でした。

それが友人が大阪へ来る機会がやってきて、ようやく会うことができました。
細々続いていたご縁がしっかりと結ばれ、交流を深めることができました。

今ではLINEでやり取りしています。

出雲の神さまが結んでくださったのだなって私は思っています。

日帰り弾丸旅の所要時間

行程移動(車)滞在時間
出雲縁結び空港(レンタカー会社)⇒美保神社有料道路利用で1時間10分参拝、ご祈祷込みで40分
美保神社⇒出雲大社有料道路利用で1時間30分参拝、ご祈祷(ご祈祷待ち30分)、
食事込みで2時間※
出雲大社⇒日御碕神社一般道で20分参拝・ご祈祷で40分+岬散策30分
日御碕神社⇒稲佐の浜一般道で15分浜散策20分
稲佐の浜⇒出雲縁結び空港(レンタカー会社)一般道で40分レンタカー返却と空港移動で1時間
合計約4時間約5時間

まとめ

アラフィフひとり旅で行った大阪発・弾丸日帰り縁結びの三社参りのルートを3回に渡りご紹介しました。
飛行機で出雲に入り、レンタカー移動で滞在時間は9時間強。
参拝した神社は、美保神社、出雲大社、日御碕神社の3つ。

神社は、その土地にとってエネルギー的重要な場所にあります。
そして、土地とつながり、日ごろの感謝や自分の決意を奏上するところです。
神恩感謝でお参りしてこそ良縁がいただけると思います。

前回までの記事はこちら。

「美保神社」編

「出雲大社」編

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この記事を書いた人

真に人間らしく健康に生きる方法を追求する実践家
カウンセラー/ヒーラー/リーダー/薬剤師

包丁を握りしめた夫婦関係の暗黒時代も「いつの間にか人間関係が楽になる3つのツール」で乗り越えました。
セカンドライフは夫婦円満、好きなことを仕事にして大阪と地方の二拠点生活を送っています。
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