- 美保神社から出雲大社へのアクセス(車)
- 良縁を願うより大切な参拝のポイント3つ
アラフィフ女子のひとり旅、大阪発弾丸日帰り、出雲の縁結び三社参り。
一社目は美保神社へ参り、二社目は縁結びといえば出雲大社!へレンタカーでガンガン走りました。
二社目は出雲大社
美保神社の参拝を終え、次は出雲大社です。
美保神社から出雲大社へのルート
美保神社から出雲大社への道の択肢は基本的に4つ。
- 来た道の出雲縁結び空港⇒山陰自動車道宍道IC⇒松江JCT⇒松江だんだん道路⇒国道431号線を戻る。
- 有料道路をやめて国道9号線を通って宍道湖の景色を愛でながら戻る。
- 国道431号線を通って宍道湖の北側を一畑電車と並んで走る。
- 宍道湖の手前の中海の大根島を通ってルート①かルート②に合流する。
大阪の街に比べたら、どのルートも信号は少ないし、激込みということもありません。
が、あくまでも心理的な安心感を取って来た道を戻りました(ルート①)。
有料道路を使って約1時間半の道のりです。
出雲大社でご祈祷と境内の摂社末社できる限り参拝するとなると時間が読めないので。。。
時は金なり。
時短でミッション成立!したい気持ち。。。
ちなみに、④は、ダイハツのCMで有名になったベタ踏み坂の江島大橋を通ります。
こんなところ↓↓
出雲大社近くの駐車場&割り子そば
平日なら駐車場はまず大丈夫だと思います。
実際、平日のお昼前に行って、出雲大社前にある大駐車場にスイスイと停めることができました。
本殿、神楽殿に一番近いのは外苑駐車場(収容385台)です。
そして、無料です!
別の機会(いわゆる観光シーズン)に参った時には交通渋滞を目の当たりにしました。
土日祝、連休、シーズンは、駐車場に並ぶ列があり、次々に来る車で数珠つなぎ。
事前に駐車場はいくつかピックアップしておくのをお勧めします。
★身体障碍者用駐車場(無料)は、古代出雲歴史博物館入り口付近に6台あります。
朝早い飛行機で来て、美保神社から参拝すると出雲大社でお昼ご飯になります。
出雲大社の門前町には割子そばや釜揚げそばのお店がたくさんあります。
食べログやGoogleの評価が高いお店は行列ができていますが、美味しいお店は他にもあります。
あなたは、ランキング上位でなきゃ嫌ですか?
ランキング上位だったとしても、自分の好みに合わないお味ってこともあります。
旅のご縁はふとしたところにあるもの。
旅ではシンクロニシティが起きやすいです。
人の評価や頭で考えたことより、何気なく目に入ったお店、気になったお店に入ってみるのも旅の面白みです。
縁結びの旅は直感に従うのが私的ススメです。
私は大駐車場すぐの蕎麦処八雲本店に行きました。
割子そばはとっても美味しかったですよ。
出雲大社が縁結びといわれる理由
日本国民であれば、縁結びといえば出雲大社と答え、男女の縁を結んでくださる神社と思っていますよね。
私もそう思っていました。
けれど、本当は。。。
とっても大切なことなので、出雲大社に参拝するならぜひ知っておいてください。
国づくり
その御神名の一つに「所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)」があります。
それは遠く神代の昔、私たちの遠い祖先たちと、喜びや悲しみを共にしながら、国土を開拓された事に由来しており、これが“国づくり”の大業です。大神様は国づくりの最中、農耕・漁業・殖産から医薬の道まで、私たちが生きてゆく上で必要な様々な知恵を授けられ、多くの救いを与えて下さいました。
この慈愛ある御心への感謝の顕れが、一つ一つの御神名の由来となっているのです。今では広く“えんむすび”の神として人々に慕われていらっしゃいますが、この“縁”は男女の縁だけではなく、生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための貴い結びつきです。
そして、日本の悠久なる歴史の中で、代々の祖先の歩みを常に見守られ、目に見えないご縁を結んで下さっているのが大国主大神様なのです。
出雲大社「出雲大社と大国主大神」
私たちは神さまに素敵な誰かとの良縁を!とついつい自分勝手に願ってしまいますが、神さまはもっと大きな繋がりを私たちにくださいます。
それを知り「今ここに生きていることに感謝をできる人になること」「なろうとする」と、神さまと生きている私たちの間で想いとエネルギーの大きな循環が生まれ、良き縁をいただけるのだろうと思います。
日本の古来からの精神です!
ここだけは押さえたい参拝のポイント
出雲大社は「いづもたいしゃ」じゃなくて「いづもおおやしろ」が本当だそうです。
あ、「いづもたいしゃ」って言っちゃっていました。
細かいことをいえば参拝の作法は他にもあるのですが、この3つを押さえておきましょう。
- ご本殿より先に祓社に参拝する
- 作法は二礼四拍手一礼
- 良縁祈願より神恩感謝で参拝
ご本殿より先に祓社を参る
一般的には、神社に参拝する時は鳥居をくぐって境内に入り、手水舎で清め、その後、ご本殿に進んで参拝します。
神社によって祓戸社があるところはご本殿より先に祓戸社に参拝します。
祓戸社の参拝は、ご本殿に参拝する前に罪や穢れを祓って心身を清める意味があります。
出雲大社には祓社(はらえのやしろ)があってそちらを先に参拝します。
祓社に参拝し、心身を清めたのちにご本殿参拝の順番。
出雲大社の祓社は2社あります。
①の祓社が参拝の流れとしては良いと思います。
- 二の鳥居を越えて、ご本殿に向かって右側
- 大駐車場近く神楽殿の前
あ、私は本殿一目散タイプで、つい忘れそうになります(^^ゞ
友人と参った時は「ともみさん!ともみさん!こっちよ」と呼び止められて反省。
二礼四拍手一礼
出雲大社は二礼四拍手一礼。
参拝の作法が他の神社とは違います。
美保神社は二礼二拍手一礼。
出雲大社で最も大切なご神事である例祭では、二礼八拍手一礼だそうです。
その「八」を簡略化して半分の「四」だそうですよ。
「八」は末広がりで縁起の良い数字で、無限を意味します。
出雲大社は二礼四拍手一礼。
良縁はお願いしない
出雲大社に参拝して縁を結んでいただこうという気持ちはよくわかります。
悪縁より良縁を欲しいですよね。
私も欲しいです。
でも、神社はお願いするところではありません。
決意表明して、日々自分なりにやるべきことをやっていくことで神さまの応援がいただけるのです。
まず感謝、おかげさま。
「神恩感謝(しんおんかんしゃ)」といいます。
ぜひ、神恩感謝で参拝なさってくださいね。
良縁祈願より神恩感謝。
出雲大社のご祈祷は30分おき
- 連日 午前9時~午後4時30分
- 受付は午前8時30分より
- ご祈祷は時間を定めず随時
ご祈祷をお願いされる方もさすがに多くて、伺った当時は、ご祈祷は30分おきにありました。
そこで、ご祈祷を申し込んでから次の回までの待ち時間にご本殿周りを散策しました。
ご祈祷を受けると八足門の内で参拝が叶います。
ご神域に入れていただける貴重な体験なので、心して参らせていただきました。
服装は、スラックスに上着、パンプスを持っていきました。
ご祈祷の太鼓の音を聞いていたら、なぜだか私ってごう慢だなって思えました。
「あなたはごう慢」と人に言われたらきっと腹を立てます。
けれど、ご祈祷の場で自然に出てきた想いは、心の底からそうかもしれないと思えました。
不思議ですね。
旅の参考にしたサイト
まとめ
大阪発・弾丸日帰り旅では、まず美保神社に参拝し、次に縁結びの出雲大社に参拝しました。
美保神社から車で有料道路を使って約1時間半です。。
出雲大社は祓社を先に参拝してからのご本殿で、二礼四拍手一礼、神恩感謝で参拝をお勧めします。
神さまだって感謝されると嬉しくなりお元気になられるはず。
ぜひ感謝で参拝なさってください。
前回の記事「美保神社」はこちら。
続き、三社目「日御碕神社」はこちら。