こんにちは。いちごんです。
自分に自信が持てないという方、案外多いのではないでしょうか。
私も自信が持てず、ずい分悩んだ1人でしたが、色々と試すうちに、少しずつ自然な自信が持てるようになってきました。
今日はその中から、簡単にできる自信のつけ方をお伝えできればと思います。
まず、なぜ自信が持てなくなるのか、その要因を探ってみましょう。
自信が持ちづらくなる要因
1. 日本の文化的要因
自信が持てないという悩み。他の国と比べ日本人に多い悩みだそうです。
というのも日本には、謙遜を美徳とする文化的背景があります。自慢したり、自分ができることを吹聴するのは好ましくなく、控えめに結果を受けとりがちです。できたという実感を持ちづらく、自信を伸ばしづらい面があります。
2. 教育や躾による要因
学校教育や両親の教育も然りです。最近こそ褒めて伸ばしたり、ありのままを認めて育てるという気運が高まってきていますが、褒められるよりダメな所を直されたり、欠点ばかり注意されて育ったという方も多いのではないでしょうか。
偏りがひどいと、自分の良い所ではなく、欠点ばかり目に行くようになり、自信をつけづらくなってしまうのです。
3. 高すぎる理想によるもの
自信がつかない原因の1つに理想が高すぎるというのがあります。
理想が高いと現実とのギャップが大きいため、達成感を味わうことができません。実際は様々なことを成し遂げているのに、自己評価を上げづらいのです。
では、どうやって自信をつけていったらよいのでしょうか。
自信をつける方法
1. 生活を整える
あたり前のことですが、まずは規則正しい生活を心がけることが大切です。
①バランスの良い食事をとる
②十分な睡眠をとる
③適度な運動をする
美味しいご飯を食べ、体を適度に動かしたっぷり眠れば、朝も爽やかに起きられます。血の巡りも良くなり、自然な活力が生まれるでしょう。それは心にも及び、自然と自分に対する肯定感が生まれ、自信へとつながるでしょう。
2. 心と体の状態をより良くする
①姿勢を良くする
頭頂を糸で引っ張られているイメージで、姿勢を伸ばし、胸を開きましょう。それだけで心も堂々としていきます。
②腹式呼吸をする
お腹の下の方(下丹田)に息を届けるつもりで、ゆっくりと呼吸をしてみましょう。しばらく続けると、心がどっしりと落ち着いてくるのを感じられるでしょう。
③瞑想をする
おすすめは、白光瞑想という瞑想です。目を閉じて、お腹の下あたり(下丹田)に白いボールをイメージして5〜10分置き続けてみてください。できる方は30分するとより効果的です。
いずれも安心感が増し、心がゆったりするものです。心の安心感は何事にも依らない自然な自分への信頼へとつながっていきます。
3. 自分を認める
生まれてから大人になるまで、人は多くの体験をしてきています。ただそれを成功体験として認めていないだけなのです。
①これまで獲得してきたことを認め直す
・ワーク1
生まれてからこれまでに出来るようになったこと、やれるようになったことを些細なことでもいいので100個以上書き出してみましょう。
・ハイハイできるようになった
・立てるようになった
・歩けるようになった
・スプーンで食べられるようになった
・走れるようになった
・ひらがなが書けるようになった
・自転車が乗れるようになったetc
記憶になくても、自分が獲得してきたと思うものは全て書き出してみましょう。
また、少しでも記憶にあるものは、思い出してその時の気持ちも感じるとより良いでしょう。
出来て嬉しかった、楽勝だった、誇らしかった、難しかったけれど粘り強く頑張った、せっかく出来るようになったのに認めて貰えず悲しかったetc、様々な気持ちが出てくるかもしれません。
出てきた感情も感じながら、「自分は◯◯が出来るようになった」と達成したことを認めてあげましょう。
この時大切なのは、小さな子どもに接するように優しい気持ちで行うことです。
このワークを終えた後には、自分が様々なことにチャレンジしてきたこと、そして数多くのことを獲得してきたことに気づき、自分への誇りと信頼の気持ちが湧いてくるでしょう。
ぜひ時間をとってワークをしてみてくださいね。
②出来たことを認める習慣をつける
・ワーク2
寝る前に、今日自分がやったこと、出来たことを認め、ノートに書く習慣をつけましょう。
自信がつかない原因の1つに、出来てないところに着目しがちな点があります。
この癖を変えるには、新しい習慣を身につけることが有効です。毎日、出来たことを記録することで、出来ていることに目が行きやすくなります。ノートを見返す度に達成したことを思い出すことができるしょう。
③小さな目標を立て、実行する
達成できる小さな目標を立て、実行するようにしましょう。②とセットにして行うと有効です。自分で決めて行うことで、自然な自信が身につきます。
④不安要素とその対処法を出しておく
自信がゆらぐ原因には、不安感があります。何を不安に思っているか書き出し、その対処法も出しておきましょう。不安が減ると、心がどっしりと安定しますよ。
⑤自分の弱点や欠点も認める
自分の弱点や欠点もありのままに認めてあげましょう。人には弱いところも、ダメなところもあるもの。弱点を認めると不思議と心が安定します。究極的にどんな自分でも受け入れられれば、自分を信じることができます。自分の全てを大切に肯定することが自信の源なのかもしれませんね。
自分が達成してきたことを認め、習慣づけ、さらに弱点も認めていくことで、自分を肯定し、自然な信頼を持って生きやすくなると思います。ぜひワークも含めて、やってみてくださいね。
ここで、自信をつける課程で陥りがちな注意点もあげてみます。
自信をつける課程で注意すること
1. 人と比べるのはやめましょう
人と比べて、自信をなくすことはよくあることです。でも、そもそも人はみな異なっており、比べられないもの。人と比べるのはやめて、過去の自分と比べるようにしましょう。
もし比較がやめられない場合は、その人の「どこを羨ましいと思っているか」を見てみましょう。羨ましいところは、あなたの願望とつながっています。その願望を自分なりのやり方で叶えていく方へ意識を向けていきましょう。
2. 目的を見失わないようにしましょう
ついこれまでのクセで、理想が高くなったり、自分のできていない所に目を向けてしまうこともあるかもしれません。
そのときは「自信をつけるためにしている」という目的を思い出し、ハードルを下げ、簡単にできることを行うようにしましょう。
どんな小さなことでも積み重ねれば自信につながります。
ゆっくり着実に歩んでいきましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。