✔️「のびのび自然な子育て」を目指す母親の特徴
✔️「のびのび自然な子育て」の本質
✔️「のびのび自然な子育て」はどうやったらうまくできるの?
「のびのび自然な子育て」って憧れませんか?
私は長男を妊娠中から、のびのびとした、自然な子育てするんだ!と息巻いてました。
♬ ナチュラルなものに囲まれて、のびのびと子どもと過ごす♬
なんか、子どもも私も、すごく気持ちよさそうで、あーもう理想的って感じでした。
しかし、のびのび自然な子育てを目指し、日々子育てする中である時、
ああ、私自身が全然のびのびしてないし、ナチュラルじゃない・・
なんか、ストレスいっぱいで、イライラしがち・・・
って気づいてしまったんです。
そんなふうに気づいた私がどんなふうに子育てしていったのか、はたしてのびのび自然な子育てをすることができたのか?!
そんな私の「のびのび自然な子育て」体験談をお伝えしたいと思います。
私の「のびのび自然な子育て」のイメージ
私には一人息子がいます。
そして息子を妊娠した時から、「のびのび自然な子育て」をするんだ!と心に誓っていました。
私の「のびのび自然な子育て」のイメージは以下のようなこんな感じでした。
できるだけ子どもをのびのび自由にさせる
・ ダメ!という言葉をできるだけ使わず、子どものやりたいことをなるべく禁止しない
・ 子どもが縮こまらないように、子どもの言うことをよく聞き、受け入れる
・ 必要以上に子どもに介入せず、子どもを尊重して見守る
できるだけ自然の中で遊ばせる
・ どろんこ遊びや水遊びを積極的にさせる
・ 海や山など、自然の中で一緒に遊ぶ
・ おもちゃは木などのナチュラルな素材を使ったものを買う
できるだけ自然なものを生活に取り入れる
・ 肌に触れるものは化学繊維ではなく自然素材で、できればオーガニックコットンのものを使う
・ オーガニックな素材や無添加なものを使った料理をする
・ 薬や医療に頼り切りになるのではなく自然療法を試みる
なぜ私は「のびのび自然な子育て」を目指したのか?
さて、どうして私はのびのび自然な子育てを目指すようになったのでしょうか。
私は小さい頃から体が弱かったため、心配性の母親に過保護に育てられました。
これをしなさい! あれをしなさい!
これやっちゃダメ! あれやっちゃダメ!
などと、母親にいろいろと口や手を出され、全然のびのびできず、とても窮屈だったのを覚えています。
また、感情が不安定で、イライラモヤモヤしがちだった私。
そんな私の性質は、体が弱くて疲れやすいのが原因だと思い込んでました。
だって、疲れるとブルーになるしイライラするし、元気な人のように活発に楽しめない自分が嫌になって落ち込むし・・・。
だから、大人になってから体質改善のために、いろいろやってみました。
サプリメント、食事療法、体操、漢方療法、などなど・・・
そして行き着いた先が、食生活や自分の身の回りなものから化学物質的な不自然なものを排除し、自然なものを取り入れる、ということでした。
そんな人生を生きてきたので、子どもには自分と同じようになってほしくない、と強く願っていました。
私のように窮屈に育つんじゃなくて、のびのび、としてほしい!
生活はできるだけナチュラルに、そしてできる限り自然の中にでかければ、体も心も丈夫になって安定するに違いない!
そんな想いが、「のびのび自然な子育て」を目指す根底にあったのです。
私のリアル「のびのび自然な子育て」とは?!
私は「のびのび自然な子育て」のために、オーガニックコットンの布おむつなどを妊娠中から用意し、理想の子育てを夢見る日々を過ごしました。
そしていざ、子どもが産まれてみると・・・
あれ?なんか、子育てって大変?私、余裕がない?
でもまだ赤ちゃんの時はまだよかったかもしれません。
息子に自分の意思が出てくると、ますます思ったようにいかなくなる。
体にいいと思って用意した無添加のオーガニックのおやつは食べない。
代わりにジャンキーな添加物だらけのおやつを欲しがる。
海や山など自然な場所より、プールやテレビを好む。
なんで?!
ナチュラルなものがいいのに、なんでこの子はわかってくれないの?
私にのびのび自然な子育て、させてよ!
とモヤモヤする。
そして、(いや、子どもが自然なものを好むようにさせられない私がダメなんだ)と落ち込む。
また、のびのび自由にさせようと思っても、こちらに余裕がないと、イライラしてしまう。
そういう時は、ああしなさい、こうしなさい、これはダメあれはダメと口うるさくなってしまう。
イライラが高じると爆発して、つい大声で怒鳴ってしまう。
もっとのびのびさせてあげたいはずなのに、正反対のことをしてしまっている自分がいる。
理想の「のびのび自然な子育て」と現実とのギャップに葛藤を感じ、日々自分や子どもにダメ出しをしていました。
「のびのび自然な子育て」を目指す本質的な理由
理想的な「のびのび自然な子育て」ができてないと感じると、イライラする、落ち込む、そして余裕がなくなる日々。
余裕がなくなると、感情的に子どもに当たったり、子どもと穏やかに接することができなくなる。
これっておかしくない?と私は気づき始めました。
だって、「のびのび自然な子育て」を目指したのは、子どもが心も体も健やかに、のびのび自由に感じてほしいから。
そして幸せになってほしいから。
毎日笑顔でいてほしいから。
なのに理想的な「のびのび自然な子育て」目指せば目指すほど、ギスギスしてくる私。
うーん、なにかがズレてる、なんなんだろう・・・
とある時、ハッとしました。
そうだ、私自身がすごく無理してるんだ。
だから、私自身が全然のびのびしてないし、自然でもないんだ。
私自身と、私が目指す子育てのズレ
子どもにのびのび自然に、自由に育ってほしい!
そういう思いで私は我慢して子どものやりたいことに付き合ったりしていました。
例えば、子どもがもっと遊びたいといえば、本当は疲れていて横になりたいのに、本音を抑えて一緒に遊んだりしていたんです。
また、夏のくっそ暑い中、自然に子どもを連れ出さないと!と、本当は家でゆっくり涼んでいたいのに、無理して出かけたりしていたわけです。
うわー、それって私自身が全然のびのびしてなくないですか?
本音を隠して無理してる私って、自然でもない。
そしてストレスが溜まっていくと、イライラして余裕がなくなってくる。
(私はこれだけあなたのためにやってあげてるのに!?)と子どもを恨みたくなる時も出てくる。
うーん、もしかして、私自身が、のびのび自然にならないと、無理してストレスをためて感情的になる子育てをし続けることになるんじゃない?
自分自身がのびのび自然に 変化した私自身と私の子育て
そうして私は、「のびのび自然な【自分育て】」をすることにしました。
私が実践した自分育ての例
自分の本音をよく聞き、受け入れる。
自分のやりたいことにダメ出しせず、できるだけやらせてあげる。
自分が嫌がることはできるだけしない。
そして自分のために、自然の中に出かけました。
そう私って、自然、特に海が好きなんです。
だって沖縄に移住してしまうくらいですから。
「のびのび自然な【自分育て】」をしていると、自分のやりたいことと子どものやりたいことがぶつかる時もあります。
そういう時は、交渉です。
私は海に行きたい、でも息子は行きたくない。
うーん、だったら、海に行った帰りに、あなたの好きなあのアイス、食べよっか!
みたいな感じ(笑)
湧いてきた罪悪感
そうやっていると、息子より自分を優先することに罪悪感がでてくることもありました。
母親として、ちょっとおかしいんじゃない?
誰も責めてないのに、誰かから責められているような気分になってしまうのです。
でもそんな時は、今までしでかしたことを思い返します。
そう!
私が我慢して、自己犠牲して、息子のために頑張ったって、
結局ストレス溜めて、イライラして爆発するんじゃ、
全くもって、息子のためにならないよね。
でも世間は、自分のことより子どものこと、家族のこと、なんていう母親を讃称するかもしれない。
実際、私の母親もそうでした。
お母さん、いつだってあなたのためを思っているのよ!
とよく言われてました。
でもそう言っている母親は全然幸せそうじゃないし、全然余裕がなかった・・・。
私はもっとお母さんにのびのび笑っていてほしかったな・・・。
そうだ、私は私であればいい。
誰か他の存在になんてならなくていい。
私がのびのびして、自然体で子どもと一緒にいれば、子どもだって、ほら、のびのび、自然体になっていく。
そうやって、私自身と私の子育ては変化していったのです。
まとめ
「のびのび自然な【自分育て】」をする中で、子育てをしていって、さて今の息子や私はどうなったか?
息子はかなりのびのび自由で、自然体な少年に育ちました。
イライラすることがほとんどないらしく、毎日楽しそうに歌って踊ってます。
自然より家でゲームが好きみたいだけど、時々は海にも付き合ってくれる。
息子は海に行ったら行ったで、なんだかんだ楽しんでるんですけどね。
私は私で、毎日海を見ながら、好きなことをやってのびのび暮らしてます。
振り返ると「のびのび自然な子育て」を目指したのは、本当は自分がそうなりたかったんだ!と実感します。
あなたはどんな子育てを目指していますか?
もしこんな子育てをしたい、というような理想があるなら、まずそれを自分にしてあげるのがいいんじゃないかな♪
あなたがありのままの自分らしくなっていけば、子どもだって、ありのままの自分らしくのびのび育っていく。
反対に、子どものためだと自分を犠牲にして、自分らしさから離れれば離れるほど、子どもは縮こまってしまう。
さて、のびのびとした自然体のあなたはどんな感じなのでしょうか。
もしよかったら、一緒にあなたらしさを探すお手伝いをさせてくださいね。
私はこんな子育ても意識していましたよ⬇️