『さいきんなんだか気分が冴えない・・・』そんなふうに感じていませんか?
○朝の通勤電車で足を踏まれた。
○食べたかったランチが食べられなかった。
○お給料日前でお金がない。
○営業成績が悪かった。
○自分も頑張っているのに同期だけ評価される。
○上司に怒られた。
○仕事が終わらない。
○忙しくて彼氏(彼女)と会えてない。
○友人から心無いことを言われた。
などなど、小さいことから大きいことまでついつい『イラっ』『モヤっ』としてしまう場面ってありますよね。
このコラムでは、日常で感じてしまうそんな心のモヤモヤ・イライラを自分で解消できる方法をお伝えして行きます。
わたしのモヤモヤの事例
わたしも最近モヤモヤしてたまらないことがありました。
今使っているiphoneが、充電があるにも関わらず表示がいきなり「1%」になったり、画面に大きな亀裂が入ったり・・・そろそろ替え時期だなあと感じていました。
ただ、いざ新しいものに替えようと思うと
○データーの容量オーバーでバックアップできていない分はどうするか?
○容量オーバーしている分、膨大な数の写真の整理を先にしないといけない。
など、色々考えだしてしまい面倒に感じて結局替えることなくそのままに・・・。
最近ではiphone見るたびに心がモヤモヤするようになり、消化不良のような気持ち悪さを感じてきました。
さすがに『この気持ち悪さを早く終わらせてスッキリしたい!』と思ったので、まずは容量をオーバーしているデーターの整理から手をつけてから、新しいものに替えに行こうと決めて見ました。
すると不思議なことにモヤモヤ〜としていた消化不良のような気持ち悪さが無くなり、スッキリとした気分になったのでした。
モヤモヤやイライラが発生するワケ
心のモヤモヤやイライラが発生する背景には、自分自身の欲求を無視したり我慢したりすることにあります。
例えば、わたしの事例で見て行くと、
わたしの欲求(やりたいこと)=『iphoneを新しいものに変えること』ですが、替えようとすることによって発生するであろう雑事を面倒に感じてしまい、結局何もせずしばらくそのままにした結果、自分の心が欲求を叶えられていないと感じて『モヤモヤ』を発生させていたと言う具合になります。
心というのはある意味で羅針盤のような役割を持っていて、自分にとって結果的に良い方向に行ける方法を教えてくれます。
私であれば『新しいiphoneに変えること』で結果的に
○膨大な写真の整理もできてスッキリする。
○充電の心配をしなくていい。
○画面のヒビ割れも気にしなくていい。
など、結局は自分が気持ち良い状態で携帯を使用できるようになるのです。
こんな取るに足りない小さな事ですが、『塵も積もれば山となる』と言うように、この小さなモヤモヤやイライラが積み重なりが気分の冴えない日常を招いている要因になってしまうのです。
解消するための具体的な方法
それでは、モヤモヤ・イライラを解消するための具体的な方法について見ていきましょう。
方法その1:モヤモヤ・イライラと向き合うための時間を作る。
日常で自分がモヤモヤ・イライラしていることにと気付いたとしても「一体何にそう感じてるのか?」要因がわからなければ、解決には向かいません。
解決に向かわせるためには、最近の自分の様子を振り返り客観的に見つめ直す時間が必要です。
特に、自分が考えていることや感じていることなど内面部分にフォーカスをあてて振り返りを行うことがより大切です。
そうすることで気付いていなかった自分の欲求や本音に気付いたりするものです。
1日のうち10分で良いので定期的に自分を振り返る時間を作りましょう。
もし毎日が難しければ2~3日に1回、1週間に1回でも構いません。
まずはそのための時間作りを心がけましょう。
その2:気になっていることを紙に書き出す。
振り返る時間が持てたら、気になっていることを紙やノートに書き出していきましょう。
例えば、
○ティッシュペーパーのストックがもうすぐ無くなりそう。
○明日の休みは何をしよう?
○自分の〇〇なところを直したい。
○昨日、上司に怒られた理由がイマイチ納得がいかない。
○なぜか今日は1日イライラしてた。なんで??
○もうちょっとお金が欲しい。
など、日頃気になっていることであれば内容は何でもいいのです。
書き方も、箇条書きや日記形式などなんでもオッケー。
自分の書きやすい方法で大丈夫です。
何から書いていいかわからない人は、思いつくままに書き出して見てください。
その3:実際に実行するための優先順位をつける。
ある程度書き出したら一旦見返してみます。そして、
○簡単に解決できそうなもの。
○すぐにやりたいもの。
○気になって仕方がないもの。
など、自分の基準で良いので実行していく優先順位をつけていきます。
もし、解決したい事が抽象的で実行するのに具体性にかける場合、実行に移せるようなレベルまで具体化したほうが良いでしょう。
例)「自分の優柔不断なところを直したい。」が解消したい問題の場合
①まず、どんな時に自分が優柔不断だと感じるのか?特定する。
②自分が優柔不断だと感じる場面がある程度特定できたら、今度は、自分がどんなふうだったら優柔不断ではないと思えるのか考えてみる。
③「引き受けたくない仕事はきちんと断る。」が優柔不断ではないと思えるのであれば、これを実際に行動に移す。(できるなら「引き受けたくないな」と感じた時に、遠慮なく断れるようになるまで続けてみるのがベスト。)
その4:期限を設ける。
いつまでに実行するのか期限を設けましょう。
ただ、ここでいう”期限”とはあくまで実行に移して行くための目安の期間です。
その期限にあまりにこだわりすぎてやるのがイヤになってやめてしまっては意味がありません。
ですので、期限はあくまで目安として設定しておくと良いでしょう。
その5:やると決める。(コミットする。)
とはいえ、期限まで設定してしまうと結局はやってないことにだんだんモヤモヤしたり、気になってくるものです。
後は、「じゃあ、今日やってしまおう!」という具合に自分の中で決めて(声に出して言ってももちろんオッケー)、実行して、気分がスッキリとしていれば解消成功です♪
番外編:実行したけれど気分がスッキリしない場合
おそらく解消するべきポイントがズレてしまっている可能性があります。
再度、時間を置いてからチャレンジして見てください。
まとめ
部屋の片づけと一緒で、気になっていることはできれば溜めず片づけていくと、スッキリとした心持ちが保ちやすいようです。
一気にやろうとすると気力が入りますし大変になってしまい長続きしないので、自分ができる範囲から少しずつ解消していく習慣をつけて行きましょう♪