- 毎日つまらない
- やりたいことがわからない
- 嫌じゃないけど仕事が憂鬱…でも、やめたからってやりたいことがあるわけじゃない
- 本当は自分にしかできないことを見つけたい
そう思う人に、つまらない毎日から抜け出して自分らしい人生を描くための方法をお伝えします。
毎日がつまらないのは、本当にやりたいことができていないからかもしれません。
「やりたいこと」できてますか?
毎日つまらないのは本当にやりたいことをやっていないからです。
例えば、本当は運動したいのに座って仕事したり、天気がよくて外を歩きたい気分なのに室内にいたり、そんなちょっとした我慢です。
小さなことも積み重なるとつまらない感覚をつくります。また、人生でやりたいことや本当にしたい生き方をしていない時も同様です。
「つまらないなぁ」と思ったらそれは「本当にやりたいこととずれたことしてるよ」という心からのサインです。毎日の生活の中でやりたいこと、ちゃんとできてますか?
心が動かないからつまらない
本当にやりたいことをしていないとつまらない感覚になるのは心が動かないからです。
例えば、お腹が空いていて「おにぎり食べたい!」と思った時にタイミングよく食べるおにぎりとそんなにお腹が空いていない時に「なんとなくお昼だから」と食べるおにぎりとどちらが美味しいでしょうか。
本当に食べたい時に食べるおにぎりの方が美味しくて心が動くものですよね。何においてもやりたい時にやりたいことをすると心が動きます。そして心が動くことで日常に楽しさが広がります。
ストレスの蓄積が心を硬くする
本音とずれた行動は少しずつストレスがたまります。このストレスは心を硬くして動きずらくしてしまいます。
そして、そのストレスは気がつかないくらい小さなものなので厄介です。気がついたら心が硬くなって動かなくなっている、ということになりやすいからです。
例えば「いい天気だなぁ、でも今やることあるから外には行けないなぁ」と思った時の残念な気持ちは落ち込むほど大きくはないかもしれません。
でも、これくらいの小さな我慢とストレスが積み重なって心は少しづつ鈍くなっていきます。
「時間がなくて興味のあることに時間を使えない」
「ふとやりたいと思ったことがすぐにできない」
「ひとつのタスクが終わるとすぐに次のタスクが見える」
そんな環境にいませんか?
心を動かす方法
つまらない感覚から脱して日常生活に楽しさを広げるには本音や感覚に沿った素直な行動が重要です。
だからと言って、思いつくままに行動できる時ばかりではないですよね。ここでは日常の中で無理なく心を柔らかくして楽しさを広げる方法をご紹介します。
スケジューリングをやめてみる
まずはやらなきゃいけないことの数を減らしてみます。
例えば前もってスケジュールを決めることです。前の日にしようと思っていたこと、次の日に目が覚めたらしたくなくなっていた、なんてこと普通です。
仕事の時は難しくても、お休みの日に予定を立てない日を作ってみてください。そして、その日は気ままに思いつくまま、やりたいことをやってみてください。
「今、何をしたいか」を考えて行動して、それが終わったらその時にやりたいことをやる、というのを繰り返すという感じです。
効率を気にしない
効率を考えて動いてしまうことってありませんか?
私は特に家事をするときに効率を考えていました。忙しいときは「洗濯機回している間にごはん作ろう」とか「食べ始めた時にお風呂の給湯ボタンを押したらすぐお風呂に入れる」とか、どうやったら効率よく終わるかを優先していました。
感覚的にやりたいことをするというより、全部頭で考えて決めている感じでした。
もう癖になっていて、それ以外のやり方を試そうとは思っていませんでした。
でもある日、効率を無視して思いついたことをやってみたんです。
それはお風呂から上がった時のことでした。急に思いついたように「あ、爪切りたい」と思いました。でも爪切りは寝室にあるのでわざわざ取りに行くよりも、あとで寝室に行った時に切る方が効率がいい感じがしました。
いつもなら間違えなく後回しにするのですが、その日は「やりたいことやってみよう」とわざわざ爪切りを取りに行きました。爪を切り終わると心が踊るというか、心が動くのを感じました。
爪を切る、ほんの些細なことでも感覚を大切にした素直な選択はこんなにも自分を満たすのかと思いました。
それまでは効率的な方法を考えて動くことで、無意識にやりたくないことをやっていたようです。些細なストレスなので気がつきませんでしたが、心が硬くなっていたことに気がつきました。効率を重視している人は、効率よりも感覚を重視した過ごし方をしてみてください。
感覚にフィットした選択を増やす
爪を切るタイミングくらい些細なことでも自分の感覚にフィットした選択が心を動かして、つまらない毎日から抜け出す鍵になります。
まずは全ての時間で感覚的になることを目指すのではなく、少しでも感覚的になる時間を作ってみましょう。
例えば、ごはん、飲み物、電車の車両、いつもの何気ない選択を少しだけ見直してみてください。
説明できる理由は一旦わきに置いておいて感覚や気分で選ぶのがポイントです。ごはんや飲み物は「体にいい」、電車の車両は「改札に近い」など考えてしまうかもしれませんが、気分で選んでみてください。
ワンコインで好きなものを買う
小さな買い物でも感覚にフィットしたものは自分を満たします。ワンコインで自分を満たせるものを探してみましょう。
私もこの間ファーマーズマーケットでミモザを買いました。特に必要なかったのですが、すごく気になってその気持ちを大切にして買うことにしました。部屋に飾ってあるミモザを見るたび嬉しい気持ちになります。
体を緩める
つまらない時、やらなきゃいけないことをやっているときは気付かないうちに体が緊張していることが多いです。体を緩めると気分も緩まるものです。気分が緩まると本音が聞こえやすくなります。
ストレッチしたり、深呼吸したりして体を緩めてみてください。また、白湯や湯たんぽで体を温めるのも効果的です。気分や感覚で選ぼうとしてもいまいち自分の本音がわからない時に試してみてください。
うまくいかない時は
感覚を大切にするヒントや本音に沿った行動のヒントを書いてきましたが、やってみてすぐに答えが出ないこと、なんとなく選ぶけどいまいちしっくりこないこともたくさんあると思います。
私もなかなか上手くいかなくて、やるたびに暗い気持ちになったものでした。笑
わからない時や、しっくりこなかった時に自分のことを否定的にみてしまう人は注意が必要です。まずは感覚にフィットした選択をしようとすることが重要なのであって実際にできるかどうかは二の次です。
だからワンコインで欲しいものがないと店をウロウロしただけで終わってしまっても、感覚にフィットした選択が最終的にできなくても大丈夫です。
迷っていた時間、今の気分はどうか意識を向けた時間が少しづつ硬くなった心を柔らかくしてくれます。まずは自分の気持ちや本音に耳を傾けることがつまらない毎日を抜け出す第一歩です。できたかではなくて、やってみたかを評価軸にしてください。これ、結構重要です。
素直な感性で描く自分らしい人生
「なんかつまらないなぁ」と思うときは自分の感覚にフィットした選択で心を動かしましょう。すぐにうまくできなくても、本音や感覚に耳を傾ける時間が心の栄養になり、楽しさや満たされた感覚をつくります。
そして、自分の感覚を大切にすればするほど人生は自分らしくなっていきます。本来は感じ方、考え方は一人ひとり違っているものです。そこに素直になれば誰とも同じにならないのが自然なことです。
つまらない毎日から卒業して、自分らしい人生を手に入れてください。