こんにちは、後藤友馬です。
今回のコラムでは、つまらないことでイライラしてしまう自分をどうにかしたい!!、と思っている人向けてコラムを書いてみました。
このコラムで伝えたいことは下記の3つです。
・イライラを横に置いておくと、どんどん蓄積して爆発する。
・イライラする自分を受け入れ、感じていこう。
・イライラの原因は自分の子供の頃にある。
それではコラムをお楽しみに^^
私もつまらないことでイライラする自分が嫌でいろいろとやりました!!
突然ですが、みなさんはつまらないことでイライラしてしまう自分が嫌になったことはありませんか?
私もありました。集合時間に2、3分遅れた友人にイライラしたり、仕事が遅かったり雑な同僚にイライラしました。
当時の私はそんなことでイライラしては良くない思っていながらも、できないでいました。
なので、イライラ解消のHow to 本を読んで改善を試みたこともありました。
そして、最初はうまくいくのですが、途中で限界を迎えダメになるパターンが多かったです。
しかしとあることをきっかけに、自分の子供の頃を振り返り、そこに自分のイライラの根幹があるということがわかりました。
そしてつまらないことでイライラする自分を受け入れ、しっかりと感じることで、だんだんとイライラすることが減っていきました。
今回のコラムでは、私の体験を元に、つまらないことでイライラしなくなった方法について書いていこうと思います。
私はポジティブシンキングをやって大失敗しました・・・。
私が30歳になった時に、会社のとあるプロジェクトで大失敗をしてしまいました。
そのプロジェクトでは別の部署に異動となり、いきなりリーダー的な立場となってしまいました。
右も左も分からない状態でしたが、自分なりにいろいろとやったつもりでいました。
しかし他の部署の遅れが我々の部署にしわ寄せとなってやってきたり、思うような検証ができなかったり、そしてその遅れを取り戻そうと焦るあまり、気持ちが空回りし余計なミスを引き起こしました。
はたまた、そもそもの仕事のやり方を間違えて、手戻りが発生するなど、散々たるものでした・・・。
そしてそのプロジェクトが落ち着いた頃に別のプロジェクトへ飛ばされました。
このプロジェクトに飛ばされる少し前から「本気で変わらないとやばいな・・・」と思うようになりました。
なので、今までとは考え方を変えようと思ったのでした。
そこで私が使ったのは「ポジティブシンキング」でした。
イライラすることがあっても、そのイライラは横に置いておいて、自分は今何をするべきか考えて行動し続けました。
そのせいか仕事においても、少しずつ結果が出るようになりました。
しかし仕事がさらに忙しくなり、やることが増え、結果が出にくくなると、その横に置いていたイライラが爆発してしました。その瞬間に一緒に仕事をしていた他の部署の方にブチ切れてしまったのです。
そんなわけでポジティブシンキングは大失敗に終わってしまいました。
イライラしている自分を感じてみる
その出来事から数年後、感情について勉強する機会を得ました。
そこでびっくりしたのは「イライラ等のネガティブな感情はちゃんと感じないといけない」ということです。
これにはものすごく衝撃を受けました。
それまでの私はネガティブな感情なんて、感じるだけ時間の無駄だと思っていました。
しかしネガティブな感情はちゃんと感じてあげないと、どんどん蓄積して爆発する性質があるそうです。
その時脳裏に浮かんだのが、会社のプロジェクトで他の部署の方にブチ切れていた自分です。
「あの当時の自分には戻りたくない!!」そう思い、私は私にとってネガティブな感情であるイライラについて感じてみることにしました。
例えば仕事でイライラすることがあったら、帰宅後にそのイライラを感じてみたり、慣れてきたら仕事中に仕事をやるふりをしながらイライラを感じてみました。
すると数ヶ月後・・・、なんといつもならイライラしていることで、イライラしなくなったのです!!
というわけで、イライラしている自分を感じることはどうやらいいことみたいです。
イライラの根源は子供の頃、早く大人になりたいと思っていたことだった。
イライラしている自分を感じているうちに「なぜ自分はこんなことでイライラしているのだろう?」と思うようになりました。
私のイライラポイントですが、「自分が進もうとしているのを、邪魔された時」です。
自分は何かやりたい、動きたいのに、それを他人の判断や行動の遅さで自分のやりたいことができないことに対して、ものすごくイライラしていました。
というわけで分析してみました。その傾向は私が小学生の時からあったようです。
ここで私のことを少し話すと、私の父は金型を製造する会社を経営していました。
その工場は父が創業したわけではなく、元は幕末に刀鍛冶を始めて時代に合わせて業態を変えていき、祖父の代に金型製造業に業態を変えました。
そして私はその家の長男だったため、物心ついた時から「自分がこの会社を継ぐのか・・・」となんとなしに思っていました。
そんなわけで、中学生くらいからある程度の自分の人生プランを立てていたように思えます。
大学は東京の工学系の大学に行って一人暮らしをし、父親の仕事に関連する会社で5〜6年修行して地元に帰り、地元でお見合い結婚して子供は2人くらい作ってと・・・、今考えると早く大人になりたい!!と思っていたように思えます。
そんなわけで早く大人になりたいと私は終始焦っていたと思います。
早く結果を出さないと!!早く成長しないと!!と・・・。
そのような想いを邪魔するものに対して、日常的にイライラを感じていたのでした・・・。
このことを認識できるようになってからは、自分のイライラをより感じやすくなり、さらにイライラすることが減りました。またイライラした時も、自分をより客観的に自問自答できるようになたっため、例えイライラしても自分のことが嫌になることが減り、冷静にそのイライラの原因を探れるようになりました。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、子供の頃の自分を見つめることは、自分のイライラの原因を探るオススメ方法の1つだとだと思います。
つまらないことでイライラする自分を認めることから始めよう
さてコラムを色々と書いてきましたが、つまらないことでイライラする自分を解消する方法が結構難しいと思ったりしていませんか?
確かに慣れは必要です。しかしやることは非常にシンプルです。
イライラしたら、そのイライラを感じてみましょう!!
・・・と口で言うのは簡単だと思います。おそらくイライラすることはいけないことだと思って抵抗感が出てくるかもしれません。
そこで私からの提案ですが、つまらないことでイライラする自分を認めてみてください。
やり方は簡単です。イライラした時に「自分は今イライラしている」と認識するだけでOKです。
それをやるだけで落ち着きます。なぜなら自分を認めているからです。
おそらく慣れないうちは、つまらないことでイライラしている自分を認めていると嫌になると思います。
私も何回も凹みました。しかし凹みながらも続けるうちにだんだんとイライラが減っていきます。
イライラが減ったことで、今までイライラに使っていたエネルギーをもっと他のことに使えるようになります。
例えば、自分が今までやりたかったけど出来なかったことです。
もしこの方法でイライラが減って、エネルギーが余ったら自分のやりたいことにエネルギーを注いでみてはいかがでしょうか?
おそらく自分の人生がだんだんと好転していくと思います。