今回は私が感情カウンセリングを受けたきっかけと、個人的な感想を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
私は、イチゴリズムで記事を書いている感情カウンセラーのMUERAさんの感情カウンセリングを受けました。
感情カウンセリングにちょっと興味はあるけど、
- どんなことをするのかな?
- どんな効果があるのかな?
そんな、感情カウンセリングに興味を持っている方に少しでも参考になれば嬉しく思います。
パワハラからの圧力を処理するために
「パワハラ」を受けているのかどうか?というのは、とても主観的なモノです。
圧力をかけている側は
「普通のコトを普通に伝えている」だけと思っているかもしれませんが、
上司の対応に「これは精神的に圧力を受けている」と感じていたわたしは、
これはキツイなと感じたので「パワハラ」という表現を使いました。
きっかけは
私が当時勤めていた会社の社長から、仕事を辞めることになった際、
「いかに会社にとって必要のない人間で、周りの従業員からも信頼されておらず、迷惑をかけているのかを分かっているのか」
人間として最低で、変わりもので、社会適応ができておらず、退職後の人生がいかにうまくいかないか。
というようなことを毎日1~2時間、社長室の中、喫茶店で怒鳴り続けられ、圧力をかけ続けられるという日々が続きました。
私自身、このようなタイプの「継続的な人からの圧力」には慣れていませんでしたので「免疫がなかった」ということもありました。
そのため当時は、自分の気持ちがついていかず、自分自身で正常な判断ができないような精神状態に追い込まれてしまったのです。
そこで、外側からきている感情的な圧力とうまく対応しながら、自分を取り戻すためのサポートとして感情カウンセリングを利用することにしました。
私のこのような経験が参考になるかは分かりませんが、上司や配偶者等、関係のある人から圧力を受けてどうすれば良いのか分からず、困っている。
そんな方に少しでも参考になれば嬉しいです。
感情カウンセリングを受けたタイミング
今まで感情カウンセリングの継続コースを2回受けています。
最初の感情カウンセリングは「自分自身に感情の昂ぶりが起こった」後のことでした。
それまで自分で経営してきた会社を手放し、他の人が経営する会社で働き始めていました。
私の人生では初めて、他人の下で仕事をしました。
従業員として仕事を始めて数か月後、それまでに溜め込んでしまっていた「怒り」を家族、特に妻にぶつけるようなこと出来事が起こったのです。
会社では新しい環境での仕事に大変ながらもやりがいを感じ、気分良く仕事をしているように思っていました。
しかし、実際には「家庭」という場で感情の爆発が起こってしまったのです。
今、当時のことを振り返ってみると、自分自身がちゃんと納得できていない状態で自分の会社の事業継続を諦めてしまっていたんだなと思います。
自分自身に対する怒りや悲しみのようなものが、うまく処理できていなかったのかもしれません。
そのため、自分の内側に「感情」が溜め込まれていたのでしょうか。
妻に対して感情が爆発してしまった後は、自分では処理しきれないような感情の働きに戸惑い、行き場を失ったような感覚の中にいました。そんな自分自身をなんとか正常に機能するような状態に取り戻したい。という思いから感情カウンセリングを申し込みました。
2回目の感情カウンセリングでは、最初に書いた勤務先の社長からの感情的な圧力とうまく対応しながら、自分を取り戻すためのサポートとして感情カウンセリングを利用しました。
すべてを受け入れてもらえたような心地よさ
感情カウンセリングは「一般社団法人感情カウンセリング協会」に認定された感情カウンセラーがセッションを提供してくれます。
改めて上記のホームページを見てみると現時点(2019年5月)では感情カウンセラーは50人近くの方が登録されています。
その中から、自分に合いそうな感情カウンセラーを選び、事前の簡単なテストに通れば、感情カウンセリングを受けることができます。
わたしは感情カウンセリングの受講を検討した時、直感的にMUERAさんの名前が頭に浮かびました。そして、感情カウンセリングというものがよく分からないままに申込希望のメールを出したのです。
私の場合、感情カウンセリングを受けると決めた時に直感的に出てきたMUERAさんとカウンセリングの波長が合ったような感じでした。非常に心地よくセッションを受けることができた印象です。
感情カウンセラーは何か指示を出したり、具体的なアドバイスをしたり、相手をコントロールをするようなことがありません。
ただ単純に私自身が感情と向き合い、自分の感情を扱えるための場を提供してくれているだけです。
それが、とても心地よく、すべてを出しても、許される。許容してもらっている安心感を得ることができました。
どのカウンセラーを選ぶ?
もし、感情カウンセリングを受けてみたいと思われた時「どの人から受けたらいいのか、よく分からない」そんな時は、一度ご自身の直感で「この人、いいかも」という選び方でも良いかもしれません。(私がそうでしたので。。。)
何もわからない状態で最初に感じているものを大切にされるのが良いのかなと思います。
それでも、よく分からないという方は、「一般社団法人感情カウンセリング協会」のホームページに『問い合わせ』がありますので、質問されるのがおススメです。
感情はとっても「苦手」
感情カウンセリングを受ける前は「自分の感情と向き合うってどういうこと?」
自分の嫌な部分をみないといけないような感じがするから、何となく嫌だな~という思いで、ちょっとビビっていました。
私にとって感情という存在はとても「苦手なモノ」という位置づけだったからです。
理由① 取り扱いがよく分からないもの
理由② 自分ではコントロールがうまくできないもの
理由③ 他の人が感情的になって怒ることに嫌悪感を憶える
そんな、私にとって苦手な感情を今までは「見ないこと」にしてやり過ごしてきましたが、今回は「見ないこと」では済まされない「ちゃんと向き合うこと」を求められる状況に追い込まれていました。
しかし、残念なことに私自身は「感情」というものの扱い方をよく分かっていません。
そこで、お金を払ってでも感情を取り扱うプロフェッショナルに依頼した方が、断然早く、効果的に対応ができるのではないかと考えました。
結果として、私の想定以上の高い効果と価値を受け取ることができたのです。
自分では思ってもみなかった向き合い方
感情カウンセリングでは、自分の中から出てきたものをとにかくカウンセラーに話す。ということを続けていきます。
特に「こんなこと言ってもいいのかな?通じるのかな?」
といったことも、すべてを受け入れてもらえたのがとても嬉しかったのを憶えています。
そのため、今までは表に絶対に出てくることが無かったような新しい感覚やメッセージが自分の中からどんどんと湧き上がってきたのです。
MUERAさんの感情カウンセリングでは、私の中からでてきたものをとても分かりやすくフィードバックしてもらうことができました。
それは、私自身への信頼と自信へと繋がっていきました。
感情攻撃は表層のみ
私にとっては、パワハラと感じるような攻撃を毎日受けていた当時。
感情カウンセリングで言われたことをご紹介します。
相手からの感情を乗せた攻撃は表層部分のみを削り取るだけの攻撃です。
かんさん自身の核心部分はまったくと言っていいほど影響を受けていないから大丈夫ですよ。
というメッセージをもらいました。
自分はパワハラによって、もうどうしようもないほど傷つき、立ち直れないと思い込んでいました。
そんな時に自己評価とはまったく異なるフィードバックをもらい、一気に立て直しを図ることができました。
私自身が「毎日怒鳴り散らされ、圧力をかけ続けられる」というのは、今まで経験がなかったことでもありました。
そのため、自分自身を非常に傷つけられ、ダメージを受けているように思っていました。
しかし、感情カウンセラーという客観的な視点から見た時には「そうでもないよ」という一言をもらい、私は「相手の言ってることは高圧的だけど、内容は大したことないかも」と思えるようになってきました。
さらに、自分自身をどのように位置づけ、対峙している相手をどのように捉えればイイのかを導いてもらったことで、相手からの攻撃を軽くこなせるようになってきたのです。
最終的には自分の問題
感情カウンセラーを上手に利用することで、感情に関する様々な問題をよりスムーズに解決できるようになります。
しかし、最終的には自分の問題です。
感情カウンセラーが導いてくれるとはいえ、感情と向き合い、解決するのは自分自身です。
さらに、私のように相手がある場合。相手と対峙するのも自分自身です。
感情的に攻撃してくる相手と対峙し、自分の意見、気持ち、意志を伝えるのはとっても怖いものです。
でも、そんな時に心強い味方、承認してくれる人がいる。そんな安心感が私を前へと進ませてくれました。
まずは最初の一歩を踏み出す
時に感情が邪魔をして前に進むことを自分自身で止めてしまうことがあります。
そんな時には「最初の一歩」を踏み出すのはとても怖かったりします。
その「怖い」という思いともちゃんと向き合い、さらには前へと進む力に変えてくれる。
そんなサポートが感情カウンセリングにはあったように感じました。
次のステップへと踏み出したいけど。どうしたらいいのか分からない。
そんな、前へ進みたいと思う気持ちを感情カウンセラーと一緒に感じてみてはどうでしょうか?