エンパス診断は本当に当たる?気づかなかった心の正体がわかる

エンパス診断は本当に当たる?気づかなかった心の正体がわかる

人混みに行くとどっと疲れてしまったり、誰かの機嫌が悪いとすぐに気づいて自分まで落ち込んでしまったり。
「もしかして私って、人よりも敏感すぎるのかな?」と感じて、エンパス診断を探してみたくなること、ありますよね。

この記事では、エンパス診断が実際にどんなものなのか、そして診断結果だけでは見えてこない「あなたの心の奥にあるもの」について、一緒にゆっくり見ていきたいと思います。
読み終わるころには、自分の敏感さを責めるのではなく、「そういう自分も大切にしていいんだ」と少し肩の力が抜けているかもしれませんね。

エンパス診断は参考になるけれど、正式な診断ではないんですね

エンパス診断は参考になるけれど、正式な診断ではないんですね

さっそく結論からお伝えしますね。
エンパスというのは、医学的・精神医学的な診断名ではありません。

インターネットでよく見かけるエンパス診断テストは、自分の傾向を知るためのきっかけとしてはとても役立ちますが、「あなたはエンパスです」と正式に判定できるものではないんですね。

とはいえ、「他人の感情を自分のことのように感じてしまう」という感覚は、たしかに多くの人が実際に経験しているものです。
だからこそ、診断結果を「自分を理解するヒント」として受け取りつつ、なぜ自分はこんなに敏感なのだろう?という部分まで一緒に掘り下げていけると、きっと生きやすさにつながっていくと思います。

なぜエンパス診断だけでは答えが見つからないのでしょう

なぜエンパス診断だけでは答えが見つからないのでしょう

エンパス診断を受けても、なんだかモヤモヤが残ること、ありませんか。
「敏感タイプです」と出ても、「で、私はどうすればいいの?」という気持ちが置いてけぼりになってしまうんですよね。

その理由を、少しずつひもといていきましょう。

エンパスは「単一の特性」ではないから

実は、エンパスと呼ばれる感覚には、心理学で研究されているいくつかの要素が重なっていると言われています。

  • 情動的共感:他人の感情に反応して、自分も同じように感じること
  • 認知的共感:相手の立場や考えを頭で理解すること
  • 感情の伝染や刺激への敏感さ:周囲の雰囲気に強く影響されること

これらは一人ひとり程度が違いますし、「エンパス」という一つのカテゴリーに科学的にきっちりまとめられているわけではないんですね。
だから診断テストで全部を正確に測るのは、そもそも難しいのかもしれません。

敏感さの「背景」までは診断してくれないから

ここがとても大切なところなのですが、エンパス診断は「今のあなたの傾向」は教えてくれても、なぜそうなったのかという背景までは教えてくれません。

人の感情に敏感になる理由は、生まれ持った気質もあれば、育ってきた環境のなかで身につけたものもあると考えられています。
たとえば、小さいころに親の機嫌をうかがいながら過ごしてきた方は、無意識のうちに「相手の感情を察する力」を鍛えてきたのかもしれませんね。

インナーチャイルドとのつながり

私たちの心のなかには、子どものころの感じ方や傷ついた記憶を抱えた「インナーチャイルド」が存在していると言われています。

幼い頃に「自分の気持ちよりも、まわりの人を優先しなきゃ」と学んできた場合、大人になってもそのクセが残りやすいんですね。
人の感情にアンテナを張りすぎてしまうのは、もしかしたら「嫌われないように」「怒られないように」と頑張ってきた子ども時代の名残なのかもしれません。

バーストラウマという視点

さらにさかのぼると、「バーストラウマ」という考え方もあります。
これは、生まれてくるときや、ごく初期の体験のなかで感じた不安や恐れが、心の深いところに影響を残しているという見方なんですね。

この時期の感覚は言葉になる前のものなので、本人もはっきり覚えていないことがほとんどです。
けれど「なんとなく安心できない」「いつも緊張している」といった感覚として、大人になっても残ることがあると言われています。
人一倍まわりを感じ取ってしまう敏感さの奥に、こうした安心感のベースの揺らぎが関係しているケースもあるかもしれませんね。

結果に振り回されてしまうことがあるから

診断で「あなたはエンパスです」と出ると、ちょっと安心する一方で、「じゃあこの敏感さは一生このままなの?」と不安になってしまうこともありますよね。

でも、敏感さそのものは悪いものではありませんし、背景にある心の部分をやさしくケアしていくことで、振り回される側から、うまく付き合える側へと変わっていけると考えられています。
診断はゴールではなく、スタート地点なんですね。

こんな感覚、心当たりはありませんか

こんな感覚、心当たりはありませんか

ここでは、エンパス傾向があると言われる方によく見られる、一般的なお話をいくつか紹介しますね。
「あ、これ私かも」と感じるものがあるかもしれません。

人混みや職場で、どっと疲れてしまう

たくさんの人がいる場所にいると、理由もなく気疲れしてしまうという声はとても多いんですね。

これは、周囲の人の感情や雰囲気を無意識にキャッチしてしまい、自分のエネルギーを使いすぎている状態と考えられています。
一人になるとホッとするのは、ようやく「他人の感情」から離れて自分に戻れるからなのかもしれません。

こうした方は、インナーチャイルドの視点で見ると、「周りに合わせていないと安心できない」という心のクセを持っていることがあると言われています。

相手の機嫌にすぐ気づいて、自分が我慢してしまう

誰かがちょっと不機嫌そうにしているだけで、「私が何かしたかな」と気になってしまうこと、ありますよね。

そして、相手の気分を良くするために自分の気持ちを後回しにしてしまう。
これは優しさでもありますが、度を越すと自分がすり減ってしまいます。

この背景には、幼い頃に「親や周囲の機嫌を読み取ることが、自分の安全につながっていた」という体験が関係していることもあると考えられています。
つまり、敏感さは生き延びるために身につけた、けなげな力だったとも言えるんですね。

ニュースや映画で、必要以上に感情が揺さぶられる

悲しいニュースを見ると何日も引きずってしまったり、映画の登場人物に感情移入しすぎて疲れてしまったり。
こうした感受性の強さも、エンパス傾向としてよく挙げられます。

感じやすさは、人の痛みに寄り添える素晴らしい才能でもありますよね。
ただ、自分の感情と他人の感情の境界線があいまいになっていると、しんどさのほうが大きくなってしまうことがあります。

こうした境界線の課題も、心の奥にある安心感のベース、つまりバーストラウマやインナーチャイルドの状態とつながっていることがあると考えられています。

「気のせいかな」と思っていたことが、当たっている

相手が言葉にしていないのに、「この人、本当は怒ってるな」「無理してるな」と感じ取ってしまう。
そして、あとで実際にそうだったと分かることが多い、という方もいらっしゃいますよね。

これは認知的共感と情動的共感が、人よりも強く働いているのかもしれません。
素敵な能力である一方で、「感じ取りたくないことまで感じてしまう」というつらさにもつながりやすいんですね。

診断の先にある、自分とのやさしい付き合い方

診断の先にある、自分とのやさしい付き合い方

ここまで一緒に見てきましたが、改めて整理しますね。

エンパス診断は、あなたの傾向を知るための心強いヒントになります。
でも、それはあくまで入り口であって、「あなたはこういう人です」と決めつけるものではありません。

大切なのは、診断結果に一喜一憂することではなく、「どうして自分はこんなに敏感なんだろう」という部分にやさしく目を向けてあげることなんですね。

その奥には、まわりを気づかいながら頑張ってきた、小さなころのあなた自身がいるかもしれません。
インナーチャイルドやバーストラウマという視点でそっと心を見つめていくと、「敏感さは欠点じゃなかったんだ」「むしろ大切にしてあげたい自分の一部だったんだ」と思えるようになっていきます。

人の気持ちを感じ取れるというのは、本当は温かくて、かけがえのない力ですよね。
その力に振り回されるのではなく、上手に手綱を握れるようになれば、きっと今よりずっと生きやすくなっていくはずです。

もし今、人の感情に疲れてしまっていても大丈夫ですよ。
あなたのペースで、少しずつ自分を取り戻していきましょう。

自分の敏感さの「本当の理由」を知りたいあなたへ

ここまで読んでくださって、「診断では分からなかった部分を、もっと深く知りたいな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

エンパス診断で見えるのは、あくまで表面的な傾向です。
でも、あなたが本当に楽になるためには、その敏感さがどこから来ているのか、心の奥を一緒にたどっていくことが近道になることがあります。

「自分の場合はどうなんだろう」
「このしんどさは、インナーチャイルドやバーストラウマと関係しているのかな」

そんなふうに感じたら、どうかひとりで抱え込まないでくださいね。
あなたの話をじっくりお聞きしながら、あなただけの心の背景を一緒にひもといていくお手伝いができます。

まずは気軽な気持ちで、お問い合わせやご相談からはじめてみませんか。
あなたが「敏感な自分」を好きになれる一歩を、一緒に踏み出せたらうれしいです。

 

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